
日本人の感覚で表現する、「散歩」と「散策」について台湾メディアが追求。「似た意味を持つが、達人たちは違う解釈をしている」など、台湾の人々に向けて説明した。
日刊紙「中國時報(チャイナ・タイムス)」は、「散歩は近所をぶらぶら歩くこと、散策は読書でもしているかのように風景を楽しみ知的に歩くこと」とし、「東京は散策に良い場所ではないだろうか」と提案。日本の原発問題に敏感な台湾人は多いが、旅行したいという声も多くあることを伝えている。
また「東京は交通機関が充実していて歩く人は減ったが、6-7年前にメディアが”歩くこと”をすすめたこともあって少しずつ増えている」という状況も掲載。散歩や散策に関する専門誌が発行され、講座まで開かれていると紹介した。専門誌の編集長が語る散歩の心得や、「参加費2000円の半日ツアーは30代OLに人気」などといった最新情報も紹介している。
続けて、日本で街歩きしたいと思っている台湾人が増えてはいるが、「歩くという行動が同じでも、台湾人と日本人では“歩く質”に違いがありそうだ」と締めくくった。
日本の流行を敏感に取り入れる台湾の人々なので、日本人が「散歩」や「散策」に興味を持っていると知れば、実践したいと考える人は少なくないだろう。この記事で締めくくられている、“歩く質”の違いとはどのようなものなのだろうか。
台湾人には日本人のような道端の自然などに目を留める習慣が無いので、街歩きの時は散策よりも散歩という感覚なのかもしれない。歩く行為を楽しむのではないかと思われる。日本に来たら、四季や各地の風情を感じ、見知らぬ土地を歩く行動を楽しんでいただきたいものだ。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)(イメージ写真提供:123RF)
2014年3月21日、韓国・聯合ニュースは、中韓FTA交渉が暗礁に乗り上げていると報じた。22日、参考消息網が伝えた。
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21日、中韓自由貿易協定(FTA)の交渉が始まった。韓国産業通商資源部は「双方はそれぞれ自国の利益に合致した分野の市場開放を要求したが、対立点で妥協できず交渉に大きな進展はなかった」とのプレスリリースを発表している。
報道によると、問題は規制緩和と保護を残す商品・サービスのリストについてだ。韓国は工業製品輸入関税の取り消しを求めており、中国は食品と農作物の規制緩和を求めている。しかし農業分野は韓国にとってFTA交渉でもっとも敏感な問題だ。(翻訳・編集/KT)
国立病院機構大阪医療センター(大阪市中央区)は20日に記者会見を開き、2010年夏から現在までの間、入院患者114人から、多剤耐性菌「メタロ・ベータ・ラクタマーゼ(MBL)産生腸内細菌科」に属する7つの菌を検出したことを明らかにした。検出された病棟や菌の種類などが異なっていたため、楠岡英雄院長は「アウトブレイクの認識はなかった」と述べた。今後、遺伝子解析の結果を待ち、感染経路の特定を進める。【敦賀陽平】
同センターによると、10年7月、中心静脈カテーテル先端の血液の検体から、第一例となる「肺炎桿菌」を検出。その後、院内の感染対策チーム(ICT)や感染対策委員会で情報を共有するとともに、毎週ICTのラウンドを実施したほか、月1回、各部署で感染対策を担当する医師や看護師の会議を開き、感染の周知徹底や予防策の強化も行った。
だが、同年度は5人だった感染者の数は、11年度は28人、12年度は44人と増え続け、同センターでは同年春から、「カルバペネム系抗菌薬」を適正に使用するため、投与方法などで介入を始めた。ところが同年末、外科病棟でMBL産生菌との因果関係が疑われる死亡事例が発生。翌年度以降も月4、5人が感染し、収束の気配は見えなかった。
自力での解決が困難と判断した同センターは今年1月、阪大医学部附属病院の感染制御部に支援を要請。MBL産生菌は、感染症法に基づく報告義務はないが、同大の助言を踏まえ、大阪市保健所に連絡するとともに、国立感染症研究所(感染研)の疫学チームに調査を依頼したほか、感染症の専門家らから成る外部の調査委員会も設置した。
■外部委員会も「アウトブレイクに匹敵」
感染者114人のうち、死亡した患者は23人。このうち12人はがん患者だった。血液の検体から、高齢の女性患者2人については、MBL産生菌と死亡との因果関係が否定できなかった。既に転院した感染者に関しては、転院先の医療機関などに連絡したという。
MBL産生菌の検出は、特に外科系の病棟と救命救急センターに集中していた。外部の専門家の指摘から、排泄物や傷口からの感染などが疑われたため、大阪医療センターでは、尿やドレーンの排液容器を使い捨ての物に変えるなど、新たな対策を始めるとともに、職員に対しては、手洗いなどの予防策を改めて徹底するよう求めた。
同センターでは20日現在、MBL産生菌が検出された患者11人が入院しているものの、感染が原因と思われる症状は出ておらず、個室管理などの予防策を講じている。今後、新たに感染者が出た病棟については、新規の入院患者の受け入れを中止するとしている。
今回検出されたMBL産生菌は7種類に上り、見つかった病棟や時期などが異なったことから、楠岡院長は「連続性を認識できなかった」と語った。外部委員会もあくまで、「アウトブレイクに匹敵する」との位置付けだという。
同センターは、12年度の診療報酬改定で新設された「感染防止対策加算1」に加え、同加算1を取得する医療機関同士が年1回以上、互いの施設を評価し合う「感染防止対策地域連携加算」も算定している。だが、連携する医療機関の訪問でも、特に問題点は出なかったという。「MBLはまれなので、認識ができていなかった可能性がある」(楠岡院長)。同センターでは、近く開かれる連携医療機関との会合で、情報共有などを図るとしている。