フォステクスは6月9日、放送設備や小規模拡声といった用途に向けて30年以上販売しているアンプ内蔵モニター・スピーカー「6301シリーズ」をモデルチェンジ。新たに「6301Nシリーズ」として4機種を発表した。7月上旬に発売予定で、旧モデルは順次生産を終了する。
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10センチコーン型のフルレンジスピーカーと定格出力20ワットのD級パワーアンプを採用したモニタースピーカー。堅牢なアルミダイキャスト製のエンクロージャーを採用し、転倒した際にもスイッチ、ノブ類の破損を防ぐためパネルから飛び出さないデザインを採用した。また一定レベル以下の入力が約25分間続くと、自動で省電力状態に移行するオートスタンバイ機能を搭載。スタンバイ時の消費電力は0.5ワット以下となる。
外形寸法は、120(幅)×189(高さ)×120(奥行き)ミリ。横幅と高さ寸法が旧機種と同一のため、旧機種からの入れ替えも容易だという。重量はいずれも2キロ台前半。なお、同時発売のオプションとして、壁取り付けアングル「EB-6301」を3000円(税別)で販売する。