
AMDは5月19日、開発コード名“BAID EAGLE”と呼んでいた「AMD Embedded R」シリーズの新モデルとして、クアッドコア/デュアルコアCPUを発表した。今回登場するのは、グラフィックスコアを統合したAPUの「RX-427BB」「RX-425BB」「RX-225FB」とグラフィックスコアを持たない「RX-427NB」「RX-219NB」だ。
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動作クロックは2.2GHz~2.7GHz(ブースト時3GHz~3.6GHz)、TDPは17~35ワット。28ナノメートルプロセスルールを導入し、AMDの組み込み型プロセッサとしては初めてHSAに対応した。統合するグラフィックスコアはGCNを採用する。
インテルの競合するプロセッサと比べて3Dグラフィックス性能は44%、AMDの従来モデルと比べても55%それぞれ向上した。また、CPUの処理能力も、インテルの競合するプロセッサと比べて46%、AMDの従来モデルと比べて66%の向上したとAMDは主張している。
日本エイサーは、フルHD対応プロジェクター「H9500BD」の後継モデルとして、「H9505BD」を5月21日に発売する。価格はオープンで、実売予想価格は19万円前後(税込)としている。
【画像:レンズシフト機能の投写イメージ図】
DMDに0.65インチの「DarkChip 2」を採用したDLPプロジェクター。輝度は3000ルーメン、コントラスト比は1万:1。3D対応のHDMI 1.4a端子を3つ搭載し、付属の3Dメガネ「E2w v2」を使って3D映像を楽しめる。またHDCP対応のDVI端子やアナログRGB(D-sub 15ピン)、コンポーネント端子なども搭載。Blu-ray 3Dに加え、PCのNVIDIA 3DTV PlayやDLP 3Dに対応する。さらに、2D写真や動画を3D映像へと変換する機能も備える。
このほか、レンズシフト機能を搭載し、水平方向に左右15%、垂直方向に5~30%の広範囲に投影映像を移動できる。
本体サイズは398(幅)×130(高さ)×310(奥行き)ミリで、重量は7.0キロ。通常時の消費電力は337ワット、スタンバイ時は0.5ワット。
米Googleが、BYODツールを手掛ける米Divideを買収した。Divideが5月19日(現地時間)、公式サイトで発表した。買収総額などの詳細は公表されていない。
Divideは2010年創業のニューヨークに拠点を置く非公開企業。AndroidおよびiOS端末用のBYOD(従業員が会社の業務に私物の端末を使用すること)管理アプリを無料で提供している。端末内のプライベートと仕事を分割(divide)し、仕事の操作はパスワードと暗号化で保護するというものだ。企業のExchange ActiveSync、Google Apps、Lotus Notesとの同期が可能。
DivideはGoogleのAndroidチームに加わり、「われわれのユーザーが愛するソリューションの開発を続ける」としている。
本稿執筆現在、Google Playおよび米AppleのApp StoreのDivideは存続しているが、今後どうなるかは不明だ。Divideは、現行ユーザーのサポートは現状通り続けるとしている。