AMDは5月19日、開発コード名“BAID EAGLE”と呼んでいた「AMD Embedded R」シリーズの新モデルとして、クアッドコア/デュアルコアCPUを発表した。今回登場するのは、グラフィックスコアを統合したAPUの「RX-427BB」「RX-425BB」「RX-225FB」とグラフィックスコアを持たない「RX-427NB」「RX-219NB」だ。
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動作クロックは2.2GHz~2.7GHz(ブースト時3GHz~3.6GHz)、TDPは17~35ワット。28ナノメートルプロセスルールを導入し、AMDの組み込み型プロセッサとしては初めてHSAに対応した。統合するグラフィックスコアはGCNを採用する。
インテルの競合するプロセッサと比べて3Dグラフィックス性能は44%、AMDの従来モデルと比べても55%それぞれ向上した。また、CPUの処理能力も、インテルの競合するプロセッサと比べて46%、AMDの従来モデルと比べて66%の向上したとAMDは主張している。