
ローマは、1日に行われたセリエA第26節のインテル戦の後、3試合の出場停止を勧告されたイタリア代表MFダニエレ・デ・ ロッシの処分に対して異議を申し立てていたが、棄却された。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。
デ・ロッシは同対戦で、U-20アルゼンチン代表FWマウロ・イカルディに対して、暴力行為を行ったため、出場停止処分を受けた。ローマのマウロ・バルディッソーニGM(ゼネラル・マネジャー)は、「3人の審判があのシーンを見ていたのだから、映像判定を適用することはできないはずだ」と不満を述べた。
また、同試合でローマのイタリア人DFアレッシオ・ロマニョーリに対しての暴力行為により、ブラジル代表DFフアン・ジェズスも3試合の出場停止処分を受けており、これについてインテルが異議を唱えていたが、デ・ロッシと同様に棄却されている。
一方で2月24日のセリエA第25節のパルマ戦で主審を押したため、4試合の出場停止処分となっていたフィオレンティーナ所属の元スペイン代表MFボルハ・バレロは、処分が1試合軽減されている。
SOCCER KING
【馬じぃの継続は非力なり】相撲大好き人間なので、日曜からの大阪の春場所、待ってました、だ。好きなわけは簡単、勝ち負けがわかりやすく、試合時間が短い。さらに、取り組むまでの「間」がいい。土俵入り、柏手、四股などの所作も。先日まで付き合ったソチ五輪など、ルールが複雑なものや、アイスホッケーのような目まぐるしい競技には、じじぃはついていけません。
ただ、大相撲で、近ごろ気に入らないことが一つ、「張り手」の横行だ。栃若から若貴時代、そして現在まで見続けているが、激しい正面からの突っ張りはともかく、横っ面をビンタで叩くという、相手に敬意を払わない張り手は以前ほとんど見られなかった。それが今や、大横綱の白鵬まで常用しているのが情けない。禁じ手ではないが、美意識の問題かもしれない。
この春場所の目玉は鶴竜の綱取りと、超スピード出世の遠藤の三役挑戦だが、2人とも馬じぃが大のひいきにしているのは、この張り手をほとんど目にしないこともある。先週、遠藤が出稽古で鶴竜の胸を借りたが、両力士ともこれからもぜひ、張り手は封印してほしい。
これ、競馬ならさしずめムチの乱用か。馬は言葉が通じないから、相撲と混同はできないが、それでも、ムチを嫌がって抵抗する馬もいるという。
昭和33年のダービー馬ダイゴホマレの伊藤竹男騎手は、直線で激しい競り合いになったとき、先輩の蛯名武五郎騎手から以前、「叩くより押せ。叩いて騎手がフォームを崩したら馬が走りにくい」と言われたことを思いだし、ムチを封印して押しまくり鼻差で勝った。相手のカツラシユウホウの騎手が当の蛯名だったのは皮肉だが、相撲の張り手も相手に付け入る隙を与える死角があることに共通点がありそうだ。
さて、競馬に集中して、本紙予想陣は土曜日の「夕刊フジ賞オーシャンS」にまず気合が入るだろうが、日曜メーンの弥生賞も抜かりなく。もっともこちらは、(10)トゥザワールドという、クラシック戦線で主役を張れる器もいて堅そう。当方も本命に異議なしだが、願わくば直線ムチなど使わず、きれいに勝ってほしい。
■品川達夫(しながわ・たつお) 昭和44(1969)年、夕刊フジ創刊と同時に競馬欄を手掛け、デスク兼記者・予想家として約20年間紙面を汚す。その後、別のジャンルで新聞記者を務めながら競馬は続け、気がつけば「馬じぃ」に。
発熱の柿谷(C大阪)に代わり、日本代表に緊急招集されたニュージーランド戦から中2日。鳥栖の豊田が疲れの残る中で迎えた浦和戦でも持ち味を発揮し、チームに開幕2連勝をもたらした。
前半9分、今季加入した安田の左クロスに反応、高い打点のヘディングで均衡を破った。「すごくボールの精度がよかった。少ないチャンスの中、ゴールできてよかった」。放ったシュートはこの1本のみ。その後は浦和の攻撃を最前線でつぶし続け、逃げ切りに貢献した。
「80分くらい守備をして、非常に疲れた」。代表に呼ばれた3日は本来はオフ。それを見越して2日は筋力トレーニングに励んでいただけに、試合終了の瞬間にはぐったりと膝に手をついた。それでも「チャンスの多いチームではない。そこを決めきるのが仕事」と納得の表情を浮かべた。
2得点した徳島との開幕戦に続く今季3点目。視察した日本代表のザッケローニ監督にも強烈な印象を残した。「ワールドカップ(W杯)の代表発表まで、しっかり狙い続けていきたい」。夢の舞台を引き寄せる猛アピールはまだまだ続く。(奥村信哉)