
発熱の柿谷(C大阪)に代わり、日本代表に緊急招集されたニュージーランド戦から中2日。鳥栖の豊田が疲れの残る中で迎えた浦和戦でも持ち味を発揮し、チームに開幕2連勝をもたらした。
前半9分、今季加入した安田の左クロスに反応、高い打点のヘディングで均衡を破った。「すごくボールの精度がよかった。少ないチャンスの中、ゴールできてよかった」。放ったシュートはこの1本のみ。その後は浦和の攻撃を最前線でつぶし続け、逃げ切りに貢献した。
「80分くらい守備をして、非常に疲れた」。代表に呼ばれた3日は本来はオフ。それを見越して2日は筋力トレーニングに励んでいただけに、試合終了の瞬間にはぐったりと膝に手をついた。それでも「チャンスの多いチームではない。そこを決めきるのが仕事」と納得の表情を浮かべた。
2得点した徳島との開幕戦に続く今季3点目。視察した日本代表のザッケローニ監督にも強烈な印象を残した。「ワールドカップ(W杯)の代表発表まで、しっかり狙い続けていきたい」。夢の舞台を引き寄せる猛アピールはまだまだ続く。(奥村信哉)