
ウォールストリートジャーナルの中国語版は5日、韓国のシンクタンク・峨山政策研究院が2カ月に1度行っている各国の指導者に関する調査の結果、安倍首相の好感度が北朝鮮の金正恩第一書記を初めて下回ったと伝えた。
調査は韓国人1000人を対象に電話で行われ、10点満点で各国の首脳を採点する。調査によると、金正恩第一書記は平均1.3点だったのに対し、安倍晋三首相は1.1点にとどまった。報道によれば、回答した61%が安倍首相を「0点」と採点、金正恩第一書記の58%を上回った。
日韓関係の悪化が韓国国民にも影響を与えていることを如実に示す結果となったことについて、中国の簡易投稿サイト・微博での反応を見てみると、中国ネットユーザーからは、「中国人も安倍首相が嫌いです」、「オバマ大統領も安倍首相を嫌っているのではないか?」など、調査結果は当然との意見が多く寄せられた。
しかし、「金正恩は下手したら韓国を火の海にするかもしれないぞ。安倍はなんだかんだ言っても韓国の盟友じゃないか」と、韓国人の考えることは理解できないというユーザーもいた。
韓国で安部首相の好感度が低下した理由については報じられていないものの、竹島(韓国名:独島)問題や慰安婦問題、靖国神社問題といった複数の要因が重なった結果であることは想像に難くない。これほど悪化した韓国人の国民感情の改善は容易ではなく、日韓関係は今後も冷え込んだ状態が続きそうだ。(編集担当:畠山栄)
2014年3月8日、クアラルンプール発北京行きのマレーシア航空機MH370便が消息を絶った。同機の搭乗者名簿から、中国人乗客153人が乗っていることが分かった。中国新聞社が伝えた。
【その他の写真】
中国人乗客153人のうち、3月2日にクアラルンプールで開催された仏教大法会に参加した仏教徒が約100人。中国人乗客の約3分の1が1980年代生まれの若者で、65歳以上が約20人、最高齢は79歳。赤ちゃん1人も含まれている。
目的地の北京空港で同機の到着を待ちわびている家族や友人に取材したところ、乗客のなかに妊婦が1人含まれていることも分かった。(翻訳・編集/本郷)
小学館が出版したレシピ本が、国立循環器病研究センター(国循)とセブン&アイ出版が発行した「かるしお」レシピ本と類似している上、塩分量の表示があいまいで、「混同・誤認した購入者が損害を被る」として、国循とセブン&アイ出版が小学館に抗議・要求書を送付したことが、7日までに分かった。【坂本朝子】
「国循の美味しい!かるしおレシピ」は、減塩食の普及活動の一環として出版され、シリーズ累計発行部数33万5200部となる大ヒットレシピ本。天然のだしを利かせることで、塩やしょうゆの量を抑える工夫が特徴で、「かるしお」は国循の研究や医学的知見に基づいた食事療法や調理法、健康食レシピを総称するものとして、商標登録もされていた。
セブン&アイ出版によると、小学館が「『かる塩』『かる糖』料理帖」を発行することを発売前に知り、事前の承諾なく使用することに対して問い合わせたが、「商標的な使い方はしていない」として経緯説明に応じず、同書籍は出版された。そのため、国循に相談の上、今回の正式な抗議に踏み切ったという。
抗議・要求書では、タイトルの一部に「かる塩」が使用されているだけでなく、本文中に同じ言葉が184か所にわたって出てくると指摘。また、塩分量などの表示がなく、多くのレシピで「塩ひとつまみ」というあいまいな表現になっている点を問題視した。
国循の「かるしお」レシピは、1食当たり塩分が2グラム未満になる献立で、少量をきっちり量ることができるオリジナルスプーンを付録に付け、厳密な塩分量の管理を重視している。国循では、「『かる塩』という用語の使用方法が一般の方々に誤解を与え、今後の国循の活動の妨げになる恐れがあり、極めて遺憾」とし、今後も商標の無断使用者には厳格な対応を取り、正確な情報提供に努めていくとした。
国循とセブン&アイ出版は、小学館と著者の山脇りこ氏に対し、経緯の説明や販売中止と謝罪、今後、事前の承諾なく、「かるしお」や類似する言葉を使用した書籍などを出版しないことを求めている。小学館は、「書面を受け取り、現在、対応につき精査・検討中」とコメントしている。