
3月27日の神戸地方気象台による「開花宣言」から4日目、「諏訪神社(諏訪山稲荷神社)」(神戸市中央区諏訪山町)の桜も咲き始め、今週末には見頃を迎える。今年の開花は平年より1日早く、昨年より6日遅い。(神戸経済新聞)
【画像】 「諏訪神社(諏訪山稲荷神社)」参道(3月29日時点)
同神社の桜の種類は、ソメイヨシノ40本、紅しだれ桜4本、八重桜3本、ウコン1本。樹齢50年近い老木の桜だけでなく、氏子が中心となって桜を植える運動を行い2010年ごろから参道をはじめ境内に30本ほど植樹。桜とともに神戸の市街地が一望できる花見スポットになっており、毎年4月上旬には登山者を含め延べ500人が参拝に訪れるという。
同神社の安部初男宮司は「三宮をはじめ神戸の市街地から徒歩圏で神戸らしい風景と夜景を楽しむことができる。急な坂道を登り切った後に景色とおいしい空気を思いっきり味わっていただければ」と話す。
4月6日、同神社に隣接する諏訪山公園・金星台の孫文記念碑付近では「お花見の会」(11時~14時ごろ、集合解散自由)、諏訪山公園グラウンドでは「春のミニ運動会」(10時~13時ごろ)を開催する。雨天中止。
4月1日から消費税率が17年ぶりに引き上げられる。税率は現在の5%から8%になり、ほとんどのモノやサービスの価格が上昇する。4月以降は、医療費の増額や年金減額といった社会保障制度の見直しも重なり、暮らしの負担はずしりと重くなる。一方で、経済環境の好転を受けて、今春闘では賃上げの動きが広がり、企業の一部は価格据え置きで積極的に売り上げ増を目指す。日本経済が厳しい春を乗り切れるか、景気の好循環と負担増の綱引きが始まる。
第一生命経済研究所の試算によると、消費税増税に伴う平成26年度の家計負担は、4人家族(夫婦と子供2人)の場合、25年度より平均9万円増える。さらに、4月以降は試算には含まれていない社会保障関連の負担増がめじろ押しだ。
医療費は4月以降、新たに70歳になった人から順次、窓口負担が1割から2割に引き上げられる。診療報酬の改定により、4月以降の初診料は120円、再診料は30円上がる。また、国民年金と厚生年金の支給額が4月から0・7%減る。国民年金の満額受給者は月475円の減少で、その分、家計のやりくりが厳しくなる。
政府の試算では、消費税増税分と厚生年金保険料の引き上げや年金の減額を合わせた26年度の家計負担は9兆円程度に膨らむ。
一方、安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」によって、こうした負担を和らげる芽も出始めている。大手企業を中心に復活した賃金のベースアップに加え、円安などによる業績改善で、東証1部に上場する3月期決算企業の平成26年3月期の株主配当総額は、過去最高の7兆円規模に達する見込みだ。
もっとも、新たな負担増はこの先も続く。消費税増税法では消費税率は27年10月に10%に引き上げられる。高所得層への増税も予定されているほか、軽自動車税は27年4月の新車購入分から乗用車の税額が1・5倍の1万800円に上がる。
相次ぐ負担増にも失速しない景気の強さを保てるのか、アベノミクスは正念場を迎える。
地域で献身的な医療活動に取り組む医師を顕彰する第2回「日本医師会 赤ひげ大賞」(主催・日本医師会、産経新聞社)の表彰式が28日、東京都内で開かれた。来賓の安倍晋三首相は「高齢化が進み、医療に対する期待はますます大きくなる。皆さまの受賞は、全国で日夜黙々と地域医療に携わる医師の励みとなる」と祝辞を述べた。
日本医師会の横倉義武会長は「医療は医師と患者の共同作業。5人の受賞者は現代の赤ひげ先生と呼ぶにふさわしい」と祝福。
産経新聞社の熊坂隆光社長は「誰もが安心してみてもらえるかかりつけ医は、地域に安心を与える」と5人の活動をねぎらった。
第2回の大賞を受賞したのは、下田憲医師(北海道)▽野村良彦医師(神奈川)▽小鳥輝男医師(滋賀)▽大岩香苗医師(兵庫)▽白石吉彦医師(島根)-の5人。