
東京都病院経営本部は14日、都立小児総合医療センターで、患者の個人情報が記載された書類を紛失したと発表した。紛失したのは手術予定表1枚で、患者15人分の氏名や年齢、手術名などが記載されていたという。同本部は臨時の都立病院事務局長会を開催し、個人情報保護の観点から全業務にわたる総点検を行い、業務を見直すよう指示した。【新井哉】
同本部によると、今月10日午前7時半ごろ、医療作業業務職員が、手術準備のために当日分と翌日分の手術予定表を出力し、午前8時ごろに患者15人分の手術オーダー書類の入ったクリアファイルと手術予定表を準備用のワゴンに置き、手術準備の作業を開始。午前9時ごろ、ワゴンの上に手術予定表がないことに気付き、手術室内などを探したが見つからなかった。
職員がワゴンを離れたのは、器材搬送依頼への対応と朝礼に参加した時だけだった。紛失の発覚後、職員らが全手術室内を捜索したが、今のところ手術予定表は見つかっていないという。
小児総合医療センターは、臨時の個人情報保護推進委員会を開き、再発防止に向けた取り組みの検討を行うとともに、手術室エリアを中心に捜索を続けている。患者の家族に対しては、説明と謝罪を行ったという。
20年に一度社殿や神宝などを新しくする式年遷宮が現在、125社ある伊勢神宮で続けられている。3月15日には「月読宮(つきよみのみや)」(伊勢市中村町)の境内に並んで建つ「伊佐奈岐宮(いざなぎのみや)」と「伊佐奈彌宮(いざなみのみや)」で立柱祭と上棟祭がそれぞれ行われた。(伊勢志摩経済新聞)
【画像】 イザナギ・イザナミを祭る両宮で「立柱祭」と「上棟祭」
神様の新宮への引っ越しとなる「遷御(せんぎょ)の儀」が、昨年10月2日に内宮(ないくう)、5日に外宮(げくう)の正殿で、同10日と13日に内宮別宮の「荒祭宮(あらまつりのみや)」と外宮別宮「多賀宮(たかのみや)」でそれぞれ行われた。別宮の立柱祭と上棟祭は今年1月8日に「月読宮」と「月読荒御魂宮(つきよみのあらみたまのみや)」で行われたばかり。
立柱祭は、正殿を支える御柱(みはしら)を立てる祭典で素襖烏帽子(すおうえぼし)姿の小工(こだくみ)と呼ばれる宮大工4人が10本の御柱の木口を木づちで打ち固め新殿の安泰を祈願する。上棟祭は、屋根の一番高いところの棟木(むなぎ)を組み終わる時に神職らが棟木から垂らされた2本の白い布綱に手をかけ、小工が屋根の上から「千歳棟(せんざいとう)、万歳棟(まんざいとう)、曳々億棟(えいえいおくとう)」と唱え木づちで棟木を打ち固め「棟や梁(はり)が緩まないように、動かないように」と祈願する。
立柱祭では尺拍子の音(タンタン)に合わせて、(タンタン)トン、(タンタン)トン、(タンタン)トンと静かな同宮の杜に御柱の木口を叩く音が鳴り響いた。文筆家で明和町観光大使も務める千種清美さんは「イザナギとイザナミは国を生み、神々を生んだ神様であり夫婦神。その国生みの神様のお宮が新しくなるということは、日本にとってとても意義深いこと。伊勢神宮に祭られる天照大御神(あまてらすおおみかみ)の父と母でもあり、日本の原点」と話す。
その後両宮は、4月5日に「檐付祭(のきつけさい)」、5月25日に「甍祭(いらかさい)」を執り行う。
[3.16 ブンデスリーガ第25節 ハンブルガーSV2-1ニュルンベルク]
ブンデスリーガは16日、第25節を行い、MF清武弘嗣の所属するニュルンベルクは敵地でハンブルガーSVと対戦し、1-2で敗れた。清武はフル出場したが、得点に絡めず、チームも今季ワーストとなる3連敗を喫し、15位に後退した。右膝半月板損傷で離脱中のMF長谷部誠は欠場している。
前節終了時点で14位のニュルンベルクと入れ替え戦ラインの16位ハンブルガーSV。残留争い直接対決は、ホームのハンブルガーSVが積極的な立ち上がりを見せた。序盤からセットプレーでチャンスをつくると、前半17分にはカウンターから最後はMFハカン・チャルハノールが右足ミドルを狙うが、GKの好セーブに阻まれた。
ニュルンベルクも前半24分、MFマルクス・フォイルナーのシュートが右ポストを直撃する決定機をつくる。同36分には左サイドからドリブルで中央に切れ込んだ清武がそのまま右足でミドルシュート。しかし、DFに当たってコースの変わったシュートはGKが弾き出した。
0-0で折り返した後半もハンブルガーSVが押し気味に試合を進める。GKラファエル・シェーファーの好守など粘り強く耐え、カウンターからゴールを狙うニュルンベルクは後半34分にMFホセ・カンパーニャからのラストパスがPA内の清武に通った。しかし、ファーストタッチがわずかに流れ、右足のシュートはDFが体を投げ出してブロック。絶好のチャンスを生かせなかった。
するとハンブルガーSVは後半35分、浮き球のパスをコントロールしたチャルハノールが左サイドから中に切れ込み、PA手前から右足を振り抜く。DFに当たったボールはドライブ回転がかかり、GKの頭上を越えてから急激に落下し、ゴールネットを揺らした。
後半41分にはMFペトル・イラチェクの左クロスがMFマイク・フランツのクリアミスを誘い、オウンゴールで2-0。ニュルンベルクも後半アディショナルタイムにFWヨシップ・ドルミッチのゴールで1点を返したが、試合終了間際のカンパーニャの直接FKはGKの好セーブに阻まれ、CKを蹴る前にタイムアップのホイッスルが鳴った。
2-1で逃げ切ったハンブルガーSVは3試合ぶりの白星で、ミルコ・スロムカ監督就任後2勝1分1敗。シュツットガルト、ニュルンベルクを抜いて16位から一気に14位へ順位を上げ、残留圏に浮上している。