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2026.05.28|コメント(-)トラックバック(-)

中国人権活動家に批判されるオバマ夫妻…無意味な「人権報告書」


 中国の人権活動家たちは最近、米国のオバマ政権に対する不満を高めている。歴代米政権と比べて、中国の人権や民主化問題への言及が少ないだけではなく、ミシェル・オバマ大統領夫人(50)が今月、中国を訪問した際、四川省成都市のチベットレストランで食事をしたことについて「チベット問題で中国の演出に協力した」とショックを受けた人が多い。シリア、ウクライナ問題の対応でリーダーシップが取れず「弱腰外交」と国際社会から批判されたオバマ政権だが、中国の人権問題への対応でも手厳しい評価を受けている。

 ■無意味な「人権報告書」

 北京の人権弁護士らが大きな不満を持っているのは、2月末に米国務省が発表した2013年の人権報告書だ。「中国がインターネットの規制や政治的不満を持つ人々に対する弾圧を強めている」との内容は盛り込まれたものの、「中国政府に対する批判は緩い」と受け止めた人が多い。「これまでに言ってきたことを繰り返しただけで、なんの意味もない」とは多くの関係者が読んだ感想だ。

 米国を拠点に活動する人権団体の統計によると、2002年から12年まで続いた胡錦濤政権では、国家政権転覆扇動罪などによって投獄された政治犯、思想犯は10年間で計66人いたのに対し、習近平政権では発足約1年で拘束者は200人を超えている。穏健派といわれる許(きょ)志(し)永(えい)氏(41)ら「新公民運動」の活動家ら10人以上が実刑判決を受けたことも、胡時代には考えられない厳しい対応だ。

 習近平政権が国内の知識人に対しこのようになりふり構わず弾圧できる背景には、「米国政府が中国の人権問題を強く批判しなくなったことがある」と見る人が多い。

 ■夫人外交にも波紋

 ミシェル夫人が3月19日から約1週間も中国を訪問し、習近平国家主席(60)夫人の彭(ほう)麗(れい)媛(えん)氏(51)とファーストレディ外交を展開したことも波紋を広げた。

 13年6月、習主席が訪米し、バラク・オバマ大統領(52)とカリフォルニア州のパームスプリングズで会談した際、夫人を帯同したにもかかわらず、ミシェル夫人は「子供と一緒に時間を過ごしたい」との理由で姿を見せなかった。当時、「中国は屈辱的な対応を受けた」と指摘する意見もあった。女性や子供など弱者の味方を演じなければならない役割の米国のファーストレディは「中国の人権状況に対する不満が原因で欠席したのではないか」との分析もあり、中国国内の人権活動家の間で、ミシェル夫人に拍手喝采を送った人が多かった。

 今回、ミシェル夫人が急きょ訪中することになったのは、クリミア問題で米露の対立が決定的となり、中国の支持を取り付けたい米国が対中政策を軟化させ、「前回、ファーストレディ同士が米国で会わなかったことの埋め合わせだ」と分析する人がある。

 ■「宣伝に協力」と落胆

 ミシェル夫人が北京に到着する5日前の14日、中国で社会的弱者への法的支援に取り組み、当局に拘束されていた著名な女性人権活動家、曹順利さん(52)が死亡した。

 陳情者の支援活動に携わった曹さんは13年9月、ジュネーブでの国連人権理事会のプログラムに参加しようとしたところ、北京の空港で拘束された。拘束中に体調が悪化したが、中国当局は治療の要求を拒否した。その後、意識不明の状態となり、搬送先の病院で死亡した。家族は遺体に青いあざを見つけ「政府が意図的に殺した」と主張している。

 中国国内の人権派弁護士や活動家らが曹さん死亡の真相究明を求める署名活動を全国で展開している。「ミシェル夫人は習主席夫妻との会談で、曹さんの例を挙げ、中国の人権問題に言及するのではないか」と期待する関係者もいたが、今のところ、会談でのそういった内容に触れた報道はない。

 ミシェル夫人は中国で、西安や成都など複数の地方都市をも訪れた。成都ではパンダ繁殖研究基地を視察し、ジャイアントパンダに餌のリンゴを与えるなどして楽しんだあと、成都市のチベット料理のレストランで昼食を取った。中国メディアはこの日程を大きく伝えた。

 「『中国でチベット文化が大事にされている』という中国側の宣伝に協力した」「もうアメリカのことを信用しない」といった落胆の声が知識人の間で広がっている。(矢板明夫 中国総局)

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2014.03.30|コメント(-)トラックバック(-)

米国で速読ブームが再燃-読書アプリも続々誕生


 読書と言えば、最近はスーパーの列に並んでいる間に携帯電話で数分間するものであり、ソファの上で丸まりながら1時間するものではない。この瞬間的な読書法が急速に広がっていることで、速読術への関心が再び高まっている。

 電子書籍の配信サービス会社が行った調査によると、人々が携帯端末で読書する時間はかつてなく増えており、1回にかける時間は10分程度が多いという。この時間を有効活用するため、伝統的な速読教室が復活しているほか、小さな画面での読書を容易にするアプリケーション(応用ソフト)が誕生している。

 ブレット・キルビーさん(33)は毎朝ニュースを読むが、その際、新聞を手にすることも、ウェブサイトを閲覧することもない。携帯電話を持ち、自動で表示される記事を読むだけだ。それは1語ずつ、1分間に650語の速さで表示される。

 キルビーさんは、デューク大学医学部の研究員で、モバイルアプリ「スプリッツ」のベータ版を試験利用している。このアプリは、速読教室に行かなくても速く読めるようになるとうたっている。

 1960年代に有名なエベリン・ウッド(Evelyn Wood)速読教室が誕生して以降、速読術をマスターすればトルストイの「戦争と平和」も読破できるといううたい文句は健在で、直接教わるクラスに入りたいという声は高まっていると、似たような速読教室を開講するアイリス・リーディング社(シカゴ)の創業者ポール・ノワク氏は言う。速読術伝授の元祖であるエベリン・ウッド・リーディング・ダイナミクス社(カンザス州ミッション)は現在もなお、速読の講座やDVDなどを提供しているが、その規模は全盛期ほどではない(同社に電話したが、応答はなかった)。

 前出のアプリ「スプリッツ」を開発するスプリッツ・テクノロジーズの共同創設者であるフランク・ウォルドマン最高経営責任者(CEO)は、このアプリを使う方がより現代的な読書法になると述べる。同氏によれば、同社の目標は大学生が一夜漬けでテスト勉強するのを助けることではなく、人々が携帯端末に配信されるニュースについていく方法を変えることにあるという。同氏は「スプリッツで古典文学やシェークスピアを読みたいと思う人はいないだろう。当社は出先ないし外出先での集中した読書に焦点を当てたいと思っている」と話す。韓国サムスン・グループの新型携帯電話「ギャラクシーS5」とスマートウォッチ「ギア2」には、スプリッツが最初からインストールされている。

 カナダ・ビクトリア大学のマイケル・マーソン教授(心理学)によると、平均的な大卒者は1分間に約250語の速さで読書する。7歳は1分間に約80語、小学6年生は185語のペースだという。昨年9月にリリースされたアップルのiPhone(アイフォーン)とiPad(アイパッド)向けのアプリ「ベロシティ」を共同で開発したマシュー・ビショフ氏によると、ユーザーは初期設定の1分間300語の速さのままアプリを使用する傾向にあるが、1分間に400語や500語といった速さも人気だという。

 スプリッツの調査によると、スプリッツを20分間使った後に計測すると、1分間250語の速さで読んでいた人が最大で1分間400語読めるようになったという。理解度が低下することなしにだ。

 読書のスピードを短期間でこれほど上げることは本当に可能なのだろうか。前出のマーソン教授は、250語から400語に上げることが不可能ではないが、通常は速度が上がれば上がるほど理解度が低下すると指摘する。

 同教授は1987年に速読に関する独創的な研究を行い、被験者を3つのグループに分けて文章の理解度を調べた。通常スピード群(1分間に約240語)、スキミング(流し読み)群(1分間に600語)、エベリン・ウッド講座を受けて1分間に700語を速読する群の3つだ。被験者はテレビモニターに映された文章を読んだ。

 その後に行った理解度を調べるテストでは、スキミング群と速読群の被験者の成績が通常群よりかなり悪かった。とりわけ、具体的な事柄や技術的な事柄を尋ねる質問での成績が悪かった。マソン教授は、「人々は文章内の言葉を即時に判別できたような印象を抱く場合があるが、これほどスピードが速くなると、文章からまとまったアイデアをつかむのは事実上不可能だ」と話す。

 モバイルの速読アプリは、高速逐次視覚提示(RSVP)という手法を使っている。単語が設定された速度で次々と画面に表示される手法だ。この技術は目を上下に動かすことで読書時間の多くが無駄になっているとの考え方を前提にして開発された。

 カリフォルニア大学サンディエゴ校のキース・レイナー教授(心理学)は、RSVPだと前の言葉を読み返すことができないため、理解度が下がると述べる。同氏が論文の共同執筆者を務めた研究では、40人の大学生に通常のペースで文章を読んでもらい、次に読み返しができない方法で読んでもらった。最初の試験では、被験者の正答率は75%だったが、読み返しができない方法で読んだあとの試験ではたったの50%にとどまった。

 前出のアイリス・リーディング社の速読講座に参加した人の数は、同社が創設された07年には2万2517人だったが、12年には41万7000人、昨年には200万人近くにまで増えた。

 同社は3段階に分けて速読法を教えている。見出しや小見出しを見て本題をつかむ「プレビュー」、各段落の最初の文章を読む「オーバービュー」、それに最初から最後まで読む「リード」の3段階だ。リードは、前の2段階で読む価値があると判断した場合に限るという。

 このプロセスは、RSVPアプリでは不可能だ。そこでアイリスは、独自の無料アプリ「アクセラリーダー」をリリースした。ノワク氏は、「人々は依然として印刷されたページでも、コンピューターの画面でも読まなければならないため、どちらでもうまく読める方法を知っている必要がある」と話す。

 サンフランシスコに本拠を置く新興企業のPlympton社は、携帯電話で短時間集中して読書する人々向けに、違ったアプローチを提供する。同社は今年3月、初のアイフォーン向けアプリ「ルースター」を月額4.99ドル(約500円)でリリースした。ルースターは1冊の小説のうち15分で読める分をユーザーに毎日配信する。どの小説にするかは毎月ルースターのチームが決める(15分で読める分は、1分間に約200語という平均速度を使って計算する)。今後配信予定の小説には、トルストイの「クロイツェル・ソナタ」などがある。

 ルースターのアプローチには本の読み始めをもっと魅力的にする目的がある、とルースターの編集責任者で小説家のヤエル・ゴールドスタインラブ氏は言う。

 読者は毎日15分の読書を終えた後、次の配信分を読むかどうかを選択できる。ゴールドスタインラブ氏は「一気読み」ができると述べ、「『一気読み』というのはおかしな言葉のように聞こえる。なぜなら、それが私たちの通常の読み方だからだ。でも、今では誰も300ページの本を読む時間があるとは思っていない」と話した。

Angela Chen

2014.03.30|コメント(-)トラックバック(-)

芸術展に故宮展示会、日本で数々の「日台交流イベント」が開催予定=台湾メディア


 東京・六本木にある森美術館が、9月に台湾出身の芸術家・李明維(リー・ミンウェイ)氏の展覧会開催を決定した。「台湾新生報(TSSDNEWS)」が報じた。

 台湾新生報によると、2013年には彫刻家・洪易(ホン・イー)の作品展が、箱根 彫刻の森美術館で開催されたことも紹介し、2年連続で台湾の芸術家の個展が日本で行われるとのこと。

 「リー・ミンウェイとその関係展」は今年9月20日から15年1月4日まで開催で、「リー・ミンウェイの20年来の芸術活動の中で作り上げてきた、重要な作品を展示する」計画が進んでいるそうだ。内容は「日常生活の進行スタイル、歴史文化社会、個人の記憶という3つのテーマで構成される」とのこと。ほかにも「リー氏が来場者と一緒に食事をしたり、夜を明かすといったイベントも行い、現代人の人間関係の美学を探求していく」などのプログラムを準備中と伝えた。

 また今年は、ほかにもさまざまな日台文化の交流イベントが予定されていることを紹介。「6月には台北故宮博物院の展示物が東京国立博物館にて公開予定で、“翠玉白菜”を始めとした数々の宝が日本に渡る。そして東京の台北文化センターでは于右任の書道展があり、台湾オペラ「梧桐雨」の公演予定もある」ということだ。日本で実に多くの台湾関連イベントが、開催されるようである。

 台湾新生報は、龍応台文化部部長のコメントとして「森美術館との交流をきっかけに、今後日本の各美術館との交流を深めたい」という言葉を紹介しており、今後の意気込みや密になりつつある日台の文化交流の広がりを感じさせる。

 日本にいながらこれほどまでに台湾の芸術に触れる機会があるのは驚きだ。特に米ニューヨークで現在芸術活動を行っているという、リー・ミンウェイ氏が創り出す世界は独特な感性が表現され、来場者に影響を与えそうだ。そして初めて海を超えて他国へ渡る“翠玉白菜”も、見る価値あり。14年は芸術家や芸術品を通して、日本と台湾の絆がますます深まる一年になりそうだ。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)(イメージ写真提供:(C)Law Alan/123RF.COM)

2014.03.30|コメント(-)トラックバック(-)
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