忍者ブログ

Ciscoが2件のセキュリティ情報を公開、コード実行の脆弱性などに対処 - だっぢゅニュース

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2025.08.12|コメント(-)トラックバック(-)

Ciscoが2件のセキュリティ情報を公開、コード実行の脆弱性などに対処


 米Cisco Systemsは5月21日、Wide Area Application Services(WAAS)とCisco NX-OSベース製品に関するセキュリティ情報を公開し、リモートコード実行や権限昇格の脆弱性に対処したことを明らかにした。

 WAASソフトウェアの脆弱性は、バージョン5.1.1~5.1.1dでSharePointアクセラレーション機能を設定している場合に影響を受ける。この問題を突いて不正なSharePointアプリケーションにユーザーがアクセスするよう仕向ければ、昇格された権限で任意のコードを実行できてしまう恐れがある。

 この脆弱性の危険度は共通指標のCVSSベーススコアで「9.3」(最高値は10.0)となっている。現時点で攻撃の発生などは確認されていないという。

 一方、Cisco NX-OSの脆弱性は、同OSを搭載したCisco Nexus、Unified Computing System(UCS)、MDS 9000 Series Multilayer Switch、1000 Series Connected Grid Routers(CGR)の各製品が影響を受ける。

 脆弱性は4件あり、権限の昇格やサービス妨害(DoS)攻撃に利用される恐れがあるほか、昇格された権限で任意のコードを実行され、デバイスを完全に制御される可能性も指摘されている。CVSSベーススコアは最も高いもので「7.8」となっている。

 各脆弱性は、Ciscoがそれぞれの製品向けにリリースした無料ソフトウェアアップデートで修正された。

PR

2014.05.27|コメント(-)トラックバック(-)
Copyright © だっぢゅニュース All Rights Reserved.
当サイトのテキストや画像等すべての転載転用・商用販売を固く禁じます
忍者ブログ[PR]