
23日に山北町立三保中学校(同町中川)で行われた閉校式。3月まで通っていた卒業生6人と、4月から新設校として存続する町立山北中学校(同町山北)に編入する1、2年生の5人は、これから始まる新生活に希望を抱き、バンド演奏を披露。保護者や地域住民に感謝と決意を伝えた。
式典で参加者の前に勢ぞろいした11人は、「閉校に向かってすべての行事に全力で取り組み、学んだことはたくさんある。感謝と誇りを胸に、試練や困難にも負けずに歩み続けたい」と決意を述べた。山口君儀校長は「閉校しても生徒の歩みは止まらない。未来の山北町を背負う三保っ子の活躍する姿を楽しみにしてほしい」と期待を込めた。
1、2年生と卒業生はそれぞれ、バンド演奏を披露。笑顔で軽快なメロディーを奏でる姿に、会場から手拍子が起こった。
最後の卒業生となった女子生徒(15)は「それぞれの道で努力し、再会を楽しみにしたい」。唯一の1年生だった女子生徒(13)は「とにかく前に進まないと。山北中では勉強も部活も頑張りたい」と意気込んでいた。
歴代の卒業生は、在校時の楽しい思い出話に花を咲かせながら応援歌を歌い、三保ダム建設や1972年の土石流災害など、同校が影響を受けた出来事なども振り返った。