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就労困難な若者に自信を 高齢者の生活支援で仕事起こし 横浜で始動 - だっぢゅニュース

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2026.06.11|コメント(-)トラックバック(-)

就労困難な若者に自信を 高齢者の生活支援で仕事起こし 横浜で始動


 さまざまな事情で就労機会がなかったり、社会経験が少なかったりした若者が集まり、高齢者の日常生活を手助けする活動が横浜市内で動きだした。就労に困難さを抱える若者の働く場の創出と地域の課題解決を目的にした試みだ。

 活動のもとになったのは「くらしのサポートプロジェクト」。引きこもりや人間関係のつまずきなどが理由で働くことが難しい若者に就労訓練を行い、日常生活のちょっとした支援を求めている高齢者とつないで仕事起こしをしようという取り組みだ。

 ワーカーズコープセンター事業団神奈川事業本部(横浜市中区)、ワーカーズ・コレクティブ協会(同)、企業組合ワーカーズコープ・キュービック(同市港北区)が若者に掃除や調理などの就労訓練を実施。3団体と横浜市、東京大学大学院の本田由紀教授が協力して2012年度に行われ、31人が参加した。事務局だったワーカーズコープの鳴海美和子さんは「プロジェクトを通じて若者は自分たちが必要とされていると実感でき、高齢者にお礼を言われたりすることで意欲も喚起された」と話す。

 プロジェクトには、若者が主体になって活動拠点をつくるという目的もあった。その一つとして昨年2月に発足したのが「はっぴいさん」(同市西区)だ。

 ワーカーズ・コレクティブ協会でプロジェクトを受講した若者らを中心に12人が参加。高齢者宅の掃除や庭の草むしりなどを引き受けている。利用料は1時間につき2400円(2人分)と若者の交通費。昨年4月から12月までで約635時間の作業を引き受け、約38万円の報酬があった。定期的な利用者も増えている。同区の女性(71)は「皆さん素直で親しみやすい。話をするのも新鮮だし、慣れてきたらもっと良くなると思う」と笑顔をみせる。

 「はっぴいさん」は働く場としてだけでなく、居場所としても機能している。副代表の平野立樹さん(30)は「今はこれだけで暮らしていくのは厳しいが、今後少しでも改善したい。ただ、ものすごく稼ぐことはないとしても、『はっぴいさん』が成長し、自立していければ」と意気込む。同協会理事長の中村久子さんは「ニーズがあるという実感はある。もっと知られることで、仕事を増やしていきたい」と期待を込める。

 同市旭区では、ワーカーズコープでプロジェクトに参加した若者が地域の人と交流を深めながらニーズを探っている。港北区でも、キュービックで活動していた若者が定例会を開きながら今後を模索している。鳴海さんは「外に出られなかった人が(地域で)気にされる存在になったことは大きい。支援する側、される側ということではなく、一緒になって困っていることを解決していければ」と話す。

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2014.03.17|コメント(-)トラックバック(-)
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