
横須賀市は、市内中学校のスクールランチ(学校内弁当注文販売制度)の充実を図る事業を2014年度から試行する。市教育委員会が1月に行ったアンケート結果では、保護者の7割以上が「良い取り組みだと思う」と答えるなど、評判は上々のようだ。
事業は市教委の管理栄養士が小学校給食をアレンジした献立の弁当を取り入れるのが特徴。2種類のアンケートを14校に配り、1月27~31日に実施した。一つ目は、各校の1年生2クラスを抽出。1クラスは生徒を、もう1クラスは保護者を対象にし、教職員は全員を対象とした。生徒、保護者、教職員を合わせ1102人が回答した。
「給食献立の弁当を注文したか」との質問には、生徒433人のうち45%が「注文した」と答えた。「毎日販売した場合に注文したいか」には「ぜひ注文したい」が13・6%、「たまに注文したい」が38・1%だった。
取り組みについての感想を求める質問では、保護者369人のうち7割以上が「良い取り組みだと思う」と答え、「あまり良いと思わない」「どちらともいえない」を大きく上回った。一方で、同じ質問に答えた教職員290人のうち4割以上が「あまり良いとは思わない」を選んだ。
二つ目のアンケートは実際に弁当を購入した生徒を対象とし、3745人が回答。味付けや量などについての質問が設けられ、「また注文したいか」には約4割が「ぜひ注文したい」と答えた。
現行のパン、弁当のスクールランチの利用率は3割程度。今回は目新しさもあって利用者が増えた。ただ、事前予約だったことなどから、注文を集める教職員にとっては手間が掛かった。市教委学校保健課は「学校側もまだ慣れていないので負担感があったのかもしれない。事前予約は事業者側との問題も絡む。結果を分析して生かしたい」と話している。14年度の試行を経て、15年度から全校で実施する。