
ワシントン(CNN) 米中央情報局(CIA)が上院情報委員会のコンピューターに不正侵入し、密かに機密文書を削除したとして、同委員会のファインスタイン委員長がCIAを非難している。
ファインスタイン委員長がCIAのブレナン局長から1月に聞いた話として語ったところでは、同委員会の調査委員が閲覧権限のない内部調査に関する資料を入手した可能性があるという理由から、CIAの要員が昨年、委員会スタッフのコンピュータを捜索したという。
ファインスタイン議員は上院議会で、「CIAは委員会にもスタッフにも、内部調査資料を入手したのかどうか、あるいはどうやって入手したのかを尋ねなかった」「ただ委員会のコンピュータを捜索した」と批判した。
CIAによる捜索は、国内でのスパイ活動を禁じた連邦法などに違反する可能性があり、「重大な懸念」が生じるとファインスタイン議員は強調。「コンピューターの捜索は不適切だったと認めて謝罪することをCIAに求めたが、どちらも実現していない」と訴えた。
これについてグラハム上院議員(共和党)は、もしCIAが議会の調査に介入していたことが立証されれば民主主義が危険にさらされると警告。「もし真実であれば、立法府としてCIAに宣戦布告すべきだ」と語った
ファインスタイン議員が問題にしている資料は、2011年9月11日の米同時テロ関連の容疑者に対してブッシュ政権時代に行われた拘束や尋問などの扱いに関連している。上院情報委員会はこの問題に関する包括的な報告書の作成に当たっていた。
一方、CIAのブレナン局長は外交問題評議会の講演で、「CIAが上院のコンピューターをハッキングしているという主張については、これほど事実とかけ離れたことはない。我々はそんなことはしない」と力説した。
ブレナン局長は先週発表した声明でも、一部上院議員が「事実の裏付けもなくCIAの行動について虚偽の主張」をしているとして、遺憾を表明していた。
カーニー米大統領報道官は、オバマ大統領はブレナン局長に「多大な信頼」を寄せていると強調。司法省が調査している具体的内容についてはコメントを避けたものの、大統領は委員会による調査を支持するとした。
この問題を巡っては、上院情報委員会とCIAの双方が司法省に調査を要請している。
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官は12日、国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議について「国際社会が北の挑発行為に対し断固たる対処の意志を示しているため、それなりの効果が出ている」との見解を示した。国立外交院と韓国核政策学会が開催した学術会議で述べた。
尹長官は、北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議は再開条件にも合意できずにいるが、対北制裁は効果が出ていると評価。安保理の北朝鮮制裁委員会の専門家がまとめた年次報告書にも盛り込まれているように、パナマが拿捕(だほ)した北朝鮮籍貨物船から未申告の兵器が見つかった事件も制裁が効果的に機能していることを実証していると述べた。
また、「最近の一連の事態を通じて、北朝鮮の資金源がかなり遮断されていることがうかがえる」との見方を示した。
一方、核安保問題については「どの国も必要以上に多量の核物質を保有、生産する場合はその意図が疑われ、不法な奪取の脅威に対して脆弱(ぜいじゃく)になる。自国や他国の安保にも危険を与える可能性がある」と指摘した。原子炉と再処理施設を同時に備え、現在約44トン以上のプルトニウムを保有し、核兵器保有の潜在力を持つとされる日本に対する発言とみられる。
12日午前10時2分ごろ、西武鉄道の新交通システム「西武山口線」(愛称・レオライナー)が埼玉県所沢市の西武球場前駅で停電のため停止した。レオライナーは、西武遊園地駅(東京都東村山市)と西武球場前駅を結ぶ全線で運転を見合わせたが、約50分後に再開した。
西武鉄道が原因を調べている。