
静岡県は1日、へき地医療拠点病院に地域医療振興協会の伊豆今井浜病院(賀茂郡河津町)を指定した。南伊豆町の無医地区で、同病院の医師らが巡回診療を行う。県は「伊豆地域すべての無医地区で、巡回診療が実施されることになる」としている。【新井哉】
県内では、静岡市などの4病院を、へき地医療拠点病院に指定するなどして無医地区の診療体制の改善に取り組んできた。ただ、南伊豆町では、これまで無医地区の巡回診療が行われておらず、巡回診療の早期実施や、最寄りの医療機関に患者を運ぶ「へき地定期患者輸送事業」の充実などが求められていた。
県が2011年に策定した第11次へき地保健医療計画でも、県内で無医地区が増えていることを挙げ、「へき地の医療を担っている医師は高齢化が進んでおり、現在医師が勤務している地域においても後継者不足が予想される」と指摘。へき地勤務医師の定着や、へき地医療拠点病院による巡回診療といった施策の推進が必要としていた。
特に伊豆今井浜病院がある賀茂医療圏の人口10万人当たりの医師数は、全国平均の6割ほどで、無医地区も3か所あった。同病院側から指定の申請を受けた県は「へき地における診療支援活動が可能」と判断し、県内で5か所目の拠点病院に指定したという。指定を受けた伊豆今井浜病院は、今月から南伊豆町の伊浜と天神原の両地区で、それぞれ毎月1回、医師や看護師らによる巡回診療を実施する予定。
インテリア関連のショップが多く出店する青山キラー通りに4月2日、デンマークの家具メーカー「カール・ハンセン&サン」のフラッグシップストア(渋谷区神宮前2、TEL 03-5413-5421)がグランドオープンする。経営はカール・ハンセン&サン・ジャパン(神宮前3)。(シブヤ経済新聞)
【画像】 ハンス・J・ウェグナーなどのデザイナーの商品が並ぶ2階
1908年、家具職人のカール・ハンセンがデンマーク・オーデンセに開いた注文家具の工房が始まりとなる同社。日本では2年ほど前に松屋銀座(中央区)にショップ・イン・ショップをオープンしたが、同社と「縁の深い」デンマークの家具デザイナー、ハンス・J・ウェグナーの生誕100周年に当たる同日、フラッグシップストアを出店する。
店舗面積は56.11坪で、1階=26.49坪、2階=29.62坪。神宮前3丁目交差点に面したファサードはガラス張りにした。店内は白を基調にした空間で、吹き抜けの壁面にはウェグナーの「Yチェア」をディスプレー。コペンハーゲンにある旗艦店と同じような雰囲気に仕上げたという。
同店では、ウェグナーやオーレ・ヴァンシャーなどデンマークのデザイナーの家具や、建築家・安藤忠雄さんとコラボレーションしたチェアのほか、1869年コペンハーゲンで創業した家具工房で、2011年に同社の傘下となった「ルド・ラスムッセン」の商品などをラインアップ。アイテムは、椅子やテーブル、ソファ、ブックケースなど。
同日、ウェグナーの生誕100周年を記念した椅子「CH88」を発売。同商品は、1955年にデザインされプロトタイプが製作されるのみだったものを、木材やスチールと組み合わせて商品化したアイテム。価格は4万9,680円~。
同社取締役の飯田美香さんは「デザインは決まっているが、色や素材をカスタマイズすることができる。自分に合うもの、自分色が出せるアイテムを見つけていただければ」と来店を呼び掛け、「エンドユーザーが戻って来られる場所として、家具の買い方・選びかた、ストーリーなどを発信していきたい」と意欲を見せる。
営業時間は11時~20時(土曜・日曜・祝日は12時~19時、オープン当日は15時まで)。