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2025.12.29|コメント(-)トラックバック(-)

富士通がSDNの第二弾、WAN向け製品群を投入


 富士通は5月9日、広域ネットワーク(WAN)向けのSDN(Software Defined Networking)製品群を新たに発表した。2013年5月に発売したデータセンター向けSDN製品群に続くもので、通信会社などネットワーク事業者向けに展開する。

 今回の製品群はWANのパケット階層におけるネットワーク仮想化を実現するもの。集中管理型ソフト「FUJITSU Network Virtuora NC」と、仮想ネットワーク制御やユーザーデータ転送処理を行うソフト「FUJITSU Network Virtuora SN-V」を新たに提供するほか、ネットワーク品質管理ソフトの「FUJITSU Network ProactnesII QM」を機能強化した。

 各製品の概要は以下の通り。

・Virtuora NC……ネットワークの構成情報を集中管理し、サービスごとに最適な通信環境となる仮想ネットワークの構築を一元的に行う。富士通独自の経路設計エンジンにより、中継ノードの段数や確保可能な帯域幅など、多面的な情報に基づく最適な経路を瞬時に決定し、広域ネットワークにおけるファイアウォールやロードバランサなどの機能を選択し自動でつなぐサービスチェーニング機能を提供する
・Virtuora SN-V……Virtuora NCでの設定情報に基づき、仮想ネットワークの制御およびユーザーデータ転送処理を行う。IAサーバで動作し、CAPEX削減に貢献。OpenFlow1.3をサポートする
・Network ProactnesII QM……品質劣化情報をVirtuora NCへ即時通知するインタフェースとネットワーク仮想化方式のNVGREプロトコル、Q-in-Qプロトコルに対応する

 富士通は2016年度末までに120億円の売上を見込んでいるという。

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2014.05.11|コメント(-)トラックバック(-)

NEC、1PBまで対応するファイルサーバ整理ソフト「NIAS V3.1」発売


 日本電気(NEC)は9日、ファイルサーバ内の不要ファイルの検出や整理を支援するソフトウェア新製品「NEC Information Assessment System V3.1」(NIAS V3.1)の販売を開始した。

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 最新版となる「NIAS V3.1」では、国内最大容量への対応、画面デザインの刷新、効率的なファイルサーバへの割り当て機能の強化が行われている。各拠点に分散配置された複数のファイルサーバを各拠点の管理サーバ上で集計分析し、この結果を1台の統合管理サーバで集計・閲覧することが可能で、最大従来比20倍の1PBまで対応する。集計結果表示までの速度も約10倍に高速化された。

 もっとも効果が高い整理条件を推奨する「おすすめ整理」機能を新たに搭載し、削減効果や前回検査時からの差分(容量、問題のあるアクセス権)などをワンクリックで確認できるアシスト機能を搭載した。

 また、オプションとして、アクセス権限設定やクォータ設定などのファイルサーバの割り当て業務を大幅に効率化する「リソース管理オプション」が新たに発売された。NIAS V3.1の管理画面から直接Active Directoryのユーザー・セキュリティグループの新規作成や修正も可能となる。

2014.05.11|コメント(-)トラックバック(-)

DeNA、コイン消費減少が止まらず--ゲーム注力も新規事業の投資を積極展開


 ディー・エヌ・エー(DeNA)は5月9日、2013年3月期の連結業績を発表した。売上高は1813億1300万円(前年同期比10.4%減)、営業利益は531億9800万円(同30.8%減)、純利益は316億6100万円(同30.5%減)となった。四半期ベースで見ると第4四半期(1~3月)は売上高が398億円(前年同期比24%減)、営業利益は97億円(同47%減)と減収減益。主な要因は国内ゲーム事業のコイン消費の減少となっている。

 減少傾向か続いている国内でのコイン消費額は、第1四半期が548億円、第2四半期が504億円、第3四半期では461億円と約40億円程度の減少が続いたが、第4四半期は436億円と約25円程度の減少幅に収まった。ちなみに構成比はスマートフォンなどが78%、フィーチャーフォンが22%と、スマートフォンへの移行がかなり進んでいる状態となっている。

 同日の決算説明会で登壇したDeNA代表取締役社兼CEOの守安功氏によれば、MAU(月間アクティブユーザ)は11月に反転。実際にはブラウザゲームのMAUが微減しているものの、スマートフォンでのMAUが増加傾向にあるという。またリリースしたタイトルも月商1~2億程度のタイトルは出せており、明るい兆しは見せつつあるとしながらも「月商5~10億ぐらいの大ヒットタイトルがリリースされず、結果的に落ち込みをカバーできなかった」と語った。海外では中国でリリースした「NBA夢之隊」がヒットし、引き続き伸長するものとしている。

 2014年度第1四半期の業績予想として売上高が366億円、営業利益は65億円と、引き続き減収減益を見込んでいる。質疑応答のなかでは大規模なヒット作が無かった場合でも「2014年度でゲーム事業が赤字になる見込みはない」と答えていたが、売上の反転時期については、ヒットタイトル次第ということで明言を避けていた。

 こうした状況のなか、2014年度は引き続きモバイルゲーム事業に注力し再強化を図りつつも、中長期を見据えた成長領域に積極的に投資し、構造的な強みを持つ事業を創出することを重点施策として挙げた。ことゲームにおいて、国内では新規ゲーム開発のリソースの約8割をアプリにあて、四半期で5~10本程度の新規タイトルを投入していくかまえだ。

 一方、守安氏は2013年度に立ち上げたサービスのなかでもマンガ雑誌アプリ「マンガボックス」や、仮想ライブ空間「Showroom」に手応えを感じているという。

 マンガボックスはすでに300万ダウンロードを突破し、もうすぐ400万ダウンロードが見える状態にまで普及しているという。一方、無料で読めることからマネタイズが課題となるが、そのための第一歩が単行本化だ。以前休刊した月刊誌のマンガを改めて連載開始したところ、すでに発売されていた単行本の売り上げが飛躍的に伸びたことがあったという。オリジナルで展開していたマンガの単行本販売も同日より開始となったが、この結果がうまくいけば、出版社や作家へのアプローチもさらにしやすく、活性化に繋がると考えているようだ。

 Showroomについてもまだまだ大きな規模になっていないとしつつも、アイドルなどのパフォーマーについているファンが違う番組を見るなどの回遊や、一定のマネタイズなどの成果が上がっている状態だという。今後より強い集客力を持つパフォーマーの登場や、テレビ局との連動番組といった施策も推進していくとしている。

 そしてこれらをIP創出プラットフォームとして、構造的にコンテンツが生み出される状況を構築していきたいとしている。コンテンツホルダーとの協力とともに、日本の強力なコンテンツを武器としたグローバル展開を図っていく考えを示した。マンガボックスやShowroomだけではなく“アニメボックス”というべきアニメをテーマにしたサービスなど、さまざまな展開を考えているという。

 これにあわせて、次世代のデファクトコミュニケーションスタイルの創出や、機能や用途を特化したコミュニケーションサービスの可能性も探り、コミュニケーションプラットフォームによるユーザー基盤を形成することで、それぞれがシナジーの効く3本柱を作り上げたいとした。

 なお、この前日となる5月8日には、グリーが2014年6月期第3四半期の決算を発表している。

2014.05.11|コメント(-)トラックバック(-)
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