
北朝鮮の弾道ミサイルを迎撃できると期待されるパトリオットPAC3ミサイルが、早ければ2016年から導入されることになった。
韓国国防部(省に相当)は12日、金寛鎮(キム・グァンジン)長官主宰の防衛事業推進委員会を開催し、上記の決定を下した。
現在、韓国軍が保有するパトリオットミサイルはPAC2型だ。これは敵の弾道ミサイルや航空機の周辺で爆発し、その破片で目標物を迎撃する散弾方式だ。そのためPAC2は迎撃率がそれほど高いとはいえず、また迎撃に成功してもミサイルの残骸が地上に落下することから、被害が発生する恐れがあるとの指摘を以前から受けてきた。これに対してPAC3型は敵の弾道ミサイルに直接命中させる「ヒット・トゥ・キル」方式で、PAC2に比べて迎撃率も高いという。
PAC3は北朝鮮の弾道ミサイルを最大で高度40キロの上空で迎撃することができる。PAC3は現在、米国のロッキード・マーチン社が製造している。同社は韓国空軍の次期戦闘機として有力視されているF35Aを製造するメーカーでもある。