
財務省が10日発表した1月の国際収支速報によると、経常収支の赤字額が前年同月より1兆2406億円増えて、1兆5890億円となった。経常赤字は4カ月連続で、単月としては、比較可能な1996年以降で過去最大となった。
輸出から輸入を差し引いた貿易収支の赤字額が1兆384億円増えて2兆3454億円に達した。
輸出は自動車や化学製品が好調で、11カ月連続で増加。前年同月比16.7%、7902億円増の5兆5167億円となった。
しかし輸入は原油や液化天然ガス(LNG)などの燃料や半導体電子部品などが引き続き拡大。円安加速もあって、前年同月比では30.3%、1兆8286億円も増えて7兆8620億円となり、輸出の伸びを大きく上回った。増加は15か月連続。