
第86回選抜高校野球大会9日目の30日、県勢の桐生第一は延長十五回の末に引き分け再試合となった新庄(広島)と対戦。前日は序盤に先行されたが、この日は先制して終盤に突き放す理想的な展開で快勝した。エース山田もバックの好守にも助けられて3安打完封し、23年ぶりの準々決勝進出を決めた。31日の第4試合で龍谷大平安(京都)と対戦する。
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◎…桐生第一は一回、先頭の吉田が中前打を放つと打球の処理にもたつく間に二塁へ。犠打で1死三塁とすると、前日に同点打でチームを救った柳谷が中前適時打を放ち、待望の先制点を挙げた。柳谷の父、則夫さん(41)は「昨日の夜もラインで長文の応援を送った。いい仕事をしてくれている」と目を細めた。
◎…前日に163球を1人で投げ抜き、この日も先発した山田は、疲れを感じさせない投球で序盤からゴロの山を築く。山田と同じクラスの黒木智哉さん(16)は「普段はモノマネが得意な面白いキャラ。でもマウンドに立つと頼もしい」とメガホンを両手に声援を送った。
◎…追加点が欲しい七回、連打と失策で無死満塁の好機をつくると、吉田の右前適時打や犠飛などで一挙3点を挙げ、試合の流れを決定づけた。吉田の父、直樹さん(38)は「待ちに待った一本。これが昨日出ていれば言うことないんだけど」と笑顔。勝利が決まると、スタンドからは大きな拍手が送られた。
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○桐生第一・福田治男監督「昨日の試合での失敗を修正し、相手チームについて分かった部分をプラスに変えて戦えた」
○桐生第一・高橋章圭主将「先制点を取って投手を助けることができた。次戦も援護できるよう打線がしっかりしたい」