
有権者が8億1400万人で世界最大のインド総選挙が来月実施される。長引く経済低迷から抜け出すための有効な政策を打ち出せない与党に不満が募るなか、10年ぶりに政権が交代するか、注目が集まっている。現地紙フィナンシャル・エクスプレスなどが報じた。
最大野党のインド人民党は、西部グジャラート州首相のナレンドラ・モディ氏を首相候補に指名した。外資を積極的に呼び込むことで同州の経済活性化を図るモディ氏にインド経済の立て直しを期待する声も高まっている。
インド選挙管理委員会によると、任期満了に伴い543議席を争う下院総選挙は、来月4月7日から5月12日まで9回に分けて行われ、5月16日に一斉開票される予定だ。
また、総選挙の関連支出がインド経済上昇の起爆剤になり得るとの見方もある。インドのメディア研究センターは、候補者の宣伝広告などを含む選挙費用は前回2009年の総選挙の3倍に相当する50億ドル(約5122億円)と予測している。