
埼玉県教育委員会は24日、学校活動資金から約280万円を着服したとして、県立越ケ谷高校の多賀健太郎臨時教諭(32)を同日付で懲戒免職処分としたと発表。監督不行届として同校の男性校長(60)も戒告処分とした。
県教委によると、多賀教諭は昨年6月から今年2月、会計を担当していた同高3年生の保護者から徴収していた学年費から、模擬試験代や卒業アルバム費用などの名目で、4回にわたり約280万円を引き出したが、支払わずに着服。県教委には「学生時代からのカードローンの返済に充てた」と話しており、すでに全額を弁済したという。
多賀教諭は地歴科を担当。生徒からの信頼が厚く、保護者から「刑事事件化を望まない」とする要望書も出ているといい、県教委は刑事告発について「保護者の意向も踏まえて検討したい」としている。
一方、県教委はこの日、小6男児の胸や腕などをたたいて全治2週間のけがを負わせた吉川市立関小学校の男性教諭(36)を戒告処分。このほか、交通事故を起こして被害者に重軽傷を負わせた男女3人の教諭を減給や戒告処分とした。