
【クアラルンプール】消息不明のマレーシア航空370便をめぐり、新たな衛星写真で機体の破片とみられる物体が漂流しているインド洋南部の海域が特定された。関係者らは26日、これまでの捜索活動で最も信頼性の高い手掛かりだと述べた。
欧州航空・防衛大手エアバス・グループが提供した23日撮影の衛星写真には、インド洋南部の400平方キロの海域に122個の漂流物が映っていた。機体の捜索はさまざまな国の協力を得て、2週間以上続いている。
マレーシアのヒシャムディン国防相兼運輸相代理は「この物体がMH370便のものか断定できないことを強調しなければならない」としつつ、「それでも捜索作業を指揮する上で新たな手掛かりだ」と述べた。さらに「入手した中で、明らかに最も信頼性が高い手掛かりだ」と続けた。
だが捜索隊は26日、これらの物体が漂流する場所を見つけることができなかった。マレーシア政府関係者は、墜落場所からかなり離れた海域へ流された可能性が高いことを認めた。インド洋南部はここ1週間、熱帯低気圧でかなりの悪天候にさらされ、波の高さは最大30メートルに達した。
JAKE MAXWELL WATTS And TREFOR MOSS