
平成24年9月からの大規模修理がほぼ終わった世界遺産の平等院鳳凰(ほうおう)堂(京都府宇治市)で2日、修理の完成を祝い、玉に移されていた阿弥陀如来坐像(ざぞう)などの魂を戻す法要が行われた。3日から内部拝観が再開される。
鳳凰堂は創建当初の平安時代の趣を取り戻すため、赤茶色の顔料「丹土(につち)」で柱や扉を塗り直すとともに、屋根の鳳凰一対や金具などに金箔(きんぱく)が施され、きらびやかな姿になった。
鳳凰堂の屋根上でも修理作業が行われたことから、阿弥陀如来坐像など仏像の魂は大理石の玉に移されていた。笙などの音が響きわたる中、神居文彰(かみいもんしょう)住職ら8人の僧侶が堂内に入り、お経を読み上げた。
鳳凰堂の内部拝観は午前9時10分~午後4時10分に受け付けられ、1回50人を限度に午前9時半から20分ごとに行われる。
拝観希望者多数の場合は、午後4時10分より前に終了となる。