
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の評議員会が17日、東京都庁で開かれ、組織委理事28人を追加で選出し、計34人体制の理事会が発足した。理事会は組織委の運営方針を決める組織で、組織委役員の顔ぶれが出そろったことで、6年後に向けた本格的なスタートを切る。組織委は26日に理事会を開く。
また、組織委名誉会長として、財界からキヤノン会長兼社長の御手洗冨士夫氏(78)が選ばれた。
当初、理事は定数が25人以内だったが、スポーツ界をはじめ、政財官、文化界含めて幅広く協力を得るため、17日の評議員会で定款変更により、35人以内に拡大。国際オリンピック委員会(IOC)が女性登用を求めていることを踏まえ、五輪招致でも活躍したロンドン五輪体操女子代表の田中理恵さん(26)ら、女性理事7人を選出した。武藤敏郎事務総長(70)は「バランスの取れたオールジャパン態勢となった」と話している。
また、評議員会は、日本サッカー協会最高顧問の川淵三郎氏(77)を5人目の評議員として迎えることを正式に決め、議長として選出した。評議員会は組織委が適正に業務を行っているかどうかを監視する。