「“現ナマ”で100万円もらって動揺してます」
24日、「第6回 伊丹十三賞」に選ばれたリリー・フランキー(50)が贈呈式に出席。第一声でこう言ったリリーは、副賞の100万円に「この分厚さ、本物が入ってるなと思った。今日、あれを財布に入れて帰るんだと思うと、気分は“カツシン(故・勝新太郎)”。今日の夜、オレに会う人はラッキーですね」と興奮。
使い道について「女性ものの下着をデザインしたい。15年くらい言ってるんですけど。ヤラシイやつです。マネキンと布を買います」と、“らしい”エロトークも忘れなかった。
副賞を渡した伊丹十三の妻で「伊丹十三記念館」館長の宮本信子(69)も「『いいとも』ではビックリしましたけど、そういうところがいいなと思いました」とコメント。12年10月放送の「笑っていいとも!」(フジテレビ系)の「テレフォンショッキング」で、車いすにダッチワイフを乗せて登場し、「彼女」と紹介。まさに“ショッキング”な映像がお昼のお茶の間に流れた。
とはいえ、今回の賞はエロの部分だけではなく、俳優、作家、イラストレーターと多彩なジャンルで独自の才能を発揮したことが評価されてのこと。
選考委員の周防正行監督(57)は「自分に、リリーさんに出演いただく映画を作れるか、と考えた。もし映画を企画できたら出演を快諾していただきたい」とオファーすると、リリーは「周防監督は(監督デビュー作の)『変態家族兄貴の嫁さん』(84年)から見ていたので、褒めていただいてうれしい。全裸の役でもいいからやりたい」と“快諾”していた。