
ソニーは4月7日、ハイレゾ音源再生やホームシアター用途に向け、スピーカーシステムの新製品「CSシリーズ」4機種を発表した。スーパーツィーターを搭載しながら手頃な価格を実現したコストパフォーマンス重視のエントリーモデルだ。5月20日に発売する。
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「SS-CS3」と「SS-CS5」には独自のWD(Wide Dispersion:広指向性)スーパーツィーターを搭載し、ハイレゾ音源再生時のスイートスポット拡大を図った。もっとも指向性の拡大はユニットだけで実現したものではなく、「ライブに使われるスピーカーアレイのように、複数のユニットを縦に配置することで指向角を広げる技術を採用した」(同社)という。さらにスーパーツィーターとツィーターの位置関係や開口部の形状、フェイスプレート端の形状などはすべてミリ単位で管理され、徹底したディフラクション(回折現象)対策を施している。
●ウーファーは発泡マイカの2層構造
130ミリ径ウーファーの振動板には、マイカフレークを発泡セル状に成型し、合成繊維を配合して強度を高めたソニー独自のMRC(発泡マイカ)を採用。ベース層には軽量で剛性の高い第1世代MRC、表層にはしなやかで素直な音質の第2世代MRCを使った2層構造としている。
キャビネットにはMDF材を使用。強度の確保とコスト抑制を両立させるため、各所に梁(はり)を入れて補強した。「不要な振動を効果的に抑え、立ち上がりの撚りクリアでタイトなベースサウンドを実現した」(同社)という。