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これならコンデジいらず! ドコモのフラッグシップモデル「Xperia Z2」を試した - だっぢゅニュース

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2025.08.04|コメント(-)トラックバック(-)

これならコンデジいらず! ドコモのフラッグシップモデル「Xperia Z2」を試した


●外観をチェック
NTTドコモの2014年 夏モデル「Xperia Z2 SO-03F」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)が5月21日、発売開始された。カメラ、ディスプレイ、オーディオなどの各分野にソニーが培った技術が集約されている、今夏の最注目モデルだ。本稿ではスペックおよび外観をおさらいした後、カメラの使い勝手に焦点を合わせてレビューしたい。

【もっとほかの写真をみる】

○"感覚を揺さぶるもの"

Xperia Z2に採用されたデザインコンセプトは「オムニバランスデザイン」。これは初代Xperia Zから続く、Zシリーズを象徴するデザインだ。Xperia Z2ではメタルフレームとディスプレイ周囲の樹脂部が一体成型されており、一切の隙間がない。これにより軽さと持ちやすさを実現しているという。ソニーモバイルでは”感覚を揺さぶるもの”というキャッチで本機種を訴求しているが、その言葉通り高級感あふれる魅力的な外観となっている。

ディスプレイは約5.2インチのTFT液晶で、解像度はフルHD(1920×1080ドット)。ソニーの液晶テレビ「BRAVIA」に搭載されている技術を応用した「トリルミナスディスプレイ for mobile」により、高精細な映像が映し出せる。ディスプレイの上面と下面にはフロントスピーカーを配置。これにより臨場感あふれる音楽を楽しめるようになった。

●スペックをおさらい
背面には有効画素数 約2070万画素のメインカメラを搭載する。裏面照射積層型CMOSイメージセンサー「Exmor RS for mobile」により、デジタルカメラ顔負けの高画質な写真を撮影可能だ。カメラの使い勝手については、後述を参考にしてほしい。

OSはAndroid4.4、CPUは2.3GHz クアッドコアを搭載。サイズは約147(H)×73(W)×8.2(D)mmで、質量は約163g。前機種「Xperia Z1」と比べると0.3mm薄く8g軽くなった。ROMは32GB/ RAMは3GBで、外部メモリとして最大128GBのmicro SDXCカードに対応する。

IPX5/ IPX8等級の防水、IP5X等級の防塵機能を有する。バッテリー容量は3200mAh。ワンセグ/ フルセグの視聴ができる。なおフルセグの録画には対応していない。通信面では下り最大150Mbps/ 上り最大50MbpsのLTE通信「Xi」をサポート。NTTドコモが提供予定の高音質な音声通話サービス「VoLTE」も利用できる。

●"Gレンズ"で撮影してみた
○"ぼかし"を使ってみる

背面のCMOSカメラにはF値2.0の「Gレンズ」を採用する。集光効率に優れており、暗い場所でもノイズを抑えた写真が撮影できるという。実際に、公園であじさいを撮影してみた。モードは「プレミアムおまかせモード」に設定。画面をワンタップすれば焦点が合う仕様で、使ってみるとフォーカスの速さに好印象を抱いた。下の作例は手前・中ほど・奥にある3箇所のあじさいに焦点を合わせて撮影したもの。一眼レフカメラのような”ぼかし”を活かした撮影が簡単に行えることが、作例からもお分かりいただけるだろう。

○3倍まで拡大してもキレイ!

画面をピンチインすればズーム撮影できる。全画素超解像技術により、3倍まで拡大しても解像度を保った写真が撮影できるという。下の2枚の作例は同じ場所から撮影したもの。ズームで撮影した写真では、看板の小さな文字もはっきりと読むことができる。

○多様なエフェクト機能

様々なカメラ機能が利用できるのも特長のひとつ。例えば「クリエイティブエフェクト」にはミニチュア、魚眼レンズ、スケッチなどのフィルターが用意されている。フィルター適用後の画面を事前に確認できるので使い勝手が良い。

●注目の動画機能を使ってみる
○4K動画の撮影に対応

本端末ではXperiaシリーズとして初めて「4K ビデオ」の動画撮影に対応した。フルHDの4倍の解像度となる4K(3840×2160ピクセル)の高画質で動画を撮影可能だ。ソニーがデジタル一眼レフカメラの開発で培った画像処理エンジンをXperiaに最適化した「BIONZ for mobile」が導入されているという。注意したいのは、撮った映像を4K画質で楽しむには、4K対応テレビとのケーブル接続が必須だという点。Xperia Z2で映像を再生した場合はフルHD画質になる。もっとも、動画を再生中に画面をピンチインし、映像を2倍に拡大してもフルHD画質が保たれるという利点はある。

「タイムシフトビデオ」モードでは、撮影した動画の一部をスローモーションに加工できる。例えば運動会の徒競走でゴールする瞬間、パーティでロウソクを消す瞬間、サークルで誰かが決めポーズをとった瞬間など”特に目立たせたいシーン”にスロー編集を施すことで、印象的な動画に仕上げられる。スポーツのフォームの確認などにも使えそうだ。

なお撮影した動画は、デフォルトのアルバムアプリで編集することができる。トリミングやスロー編集などもスマートフォン上でできてしまうのが嬉しい。このほか、最長6秒の動画を投稿・シェアする「Vine」にも対応。カメラアプリからシームレスで利用できる。

●コンデジを超える優等生端末
Xperia Z2のカメラ性能を実際に試してみると、競合するスマートフォンのカメラはおろか、一般的なコンパクトデジタルカメラの水準をも越えているように感じられた。本稿でもお伝えしてきた通り、ソニーが誇る3つのテクノロジー「Exmor RS for mobile」×「Gレンズ」×「BIONZ for mobile」が”三位一体”となり、この高性能カメラを支えている。カメラ製造メーカーの矜持(プライド)が結実したものと言えるだろう。

本稿では触れることができなかったが、オーディオ面でも「ハイレゾ音源」に対応し、「ノイズキャンセリング」機能に対応するなど、革新的な進歩が随所に見られるXperia Z2。今夏のNTTドコモのフラッグシップモデルには、1本のレビュー記事にまとめ切れないほど魅力が充実していた。

(近藤謙太郎)

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2014.06.01|コメント(-)トラックバック(-)
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