
酪農家をExcelとの悪戦苦闘から解放するSaaS Farmeronが、Matt Swanson、Andrew Murphy、SoftTech VC、およびNextView Venturesから新たに265万ドルを調達した。資金は営業の拡充に充てられる。
Farmeronは50頭から5000頭規模の酪農家を対象とし、彼らの複雑なデータ処理を一括代行する。とくに複雑なのは、経営データよりもむしろ日々の飼養~生産に関わるデータだ。
投資家のSwansonは、これまでAssociated Feed & SupplyやVirtus Nutritionなど、カリフォルニアの酪農牧畜向け飼料企業で経験を積んだ起業家だ。
また、MFE TechのMurphyは、合衆国の大手牛肉生産農家Innovative Livestock ServicesのオーナーでCEOだった人物である。
2012年にFarmeronは、140万ドルのシードラウンドを終えている。
同社の競合他社であるDairyComp305やDHI-Provoなどは、酪農家や牧畜農家を対象とする会計事務所のような、古いタイプの帳簿付けサービス企業だ。
今ではInforやSAP、OracleなどのIT大手が農家のためのオンプレミスのERPに進出しようとしているが、まだ実績はない。しかも彼らのプロダクトは、FarmeronのようなSaaSのプラットホームではない。
(翻訳:iwatani)
Vmware Workstationチームは5月21日(米国時間)、「VMware Workstation Technology Preview May 2014|VMware Workstation Zealot - VMware Blogs」において、VMware Workstationの次期メジャーアップグレードバージョンになるとみられる「VMware Workstation 11」へ向けたテクノロジープレビュー版の一般公開を開始したと伝えた。VMware WorkstationはWindows向けの仮想化ソフトウェア。テクノロジープレビュー版では仮想化エンジンのコア部分が変更されているほか、いくつもの新機能が追加されている。
次期メジャーアップグレードバージョンへ向けたVMware Workstationテクノロジープレビュー版の主な変更点は次のとおり。
・Windows 8ユニティモードの改善
・EFIを有効にした仮想マシンの作成およびブート機能の提供
・ゲストオペレーティングシステムのサポートアップデート(最新版のWindows、Ubuntu、Fedora、Red Hat Enterprise Linux、OpenSUSEに対応)
・CPUサポートの改善(VMware Hardware Version 11)
・USB 3.0コントローラのアップグレード(VMware Hardware Version 11)
・仮想マシンごとにグラフィックメモリに割り当てるメモリ量を設定できるように変更
テクノロジープレビュー版は「Community: VMware Workstation Technology Previe...|VMware Communities」よりダウンロード可能。VMware Workstationチームではより多くのユーザにテクノロジープレビュー版を試してもらい製品の改善へつなげていきたいとしている。
(後藤大地)
パナソニックのポータブルナビ「ゴリラ・アイ」に搭載されたドライブカメラを活用して、鹿児島県・佐多岬から北海道・宗谷岬までを走破した連続80時間もの日本縦断ドライブムービーWEBサイト「ONE SKY, ONE ROAD」が4月14日に公開され世界中で話題を呼んでいる。
[関連写真]
海外ニュース配信の効果もあり、世界中の人々からも関心が高く、サイト公開後、約1か月間で、北米、欧州、アジアなど世界47か国の国々で「ONE SKY, ONE ROAD」が閲覧され、中東のアラブ首長国連邦、アフリカのモザンビークや中南米のトリニダード・トバゴなどの国からもアクセスがあるなど、世界中の人々が日本の道や風景に興味を持っているということが判った。
アクセス状況を見てると、日本国内での平均閲覧時間が5分39秒に対し、韓国の16分37秒と日本の平均閲覧時間を大きく上まわり、続いて香港は5分32秒、フランスでは5分28秒であるなど、日本の風景や道が、海外でも話題になっている。
ドライブムービーWEBサイト「ONE SKY, ONE ROAD」は5月31日までの期間限定公開となっている。
《レスポンス 纐纈敏也@DAYS》