ウイングアーク1st株式会社は2日、マーケティング担当者向けのクラウドBIダッシュボード「MotionBoard Cloud for DMP」を、同日より提供開始すると発表した。インターネット広告をはじめとした各種メディアでの宣伝広告活動、顧客優良化のためのキャンペーン施策効果を、マーケティングダッシュボードによって可視化できるという。価格は、10ユーザーで月額10万円(税別)から。
「MotionBoard Cloud for DMP」は、マーケティング担当者のためのダッシュボードサービス。企業のマーケティング活動の最適化とROIの最大化を図るために構築された「プライベートDMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)」を運用し、各種マーケティングデータを一元管理できる環境を構築している企業のマーケティング担当者が利用すると、コンサルタントや社内IT部門に依存することなく、自らデータを集計・分析可能になるという。
また、プライベートDMPからのデータに加え、クラウドおよびオンプレミス環境のデータ、PC上のExcelファイルやCSVファイルなどを取り込めるので、分析対象データが各種データベースに分散されている環境でも、データを統合した分析が容易に行える。
さらに、外部サービスの情報もあわせて提供される。具体的には、気象情報(株式会社ウェザーニューズ)と、人口統計情報(株式会社JPS)、消費者パネル調査(カスタマー・コミュニケーションズ株式会社)といったデータが提供されるとのことで、これらのデータを自社のデータと重ね合わせて分析することで、自社データ分析だけでは見つけることができなかった、新たな気づきを獲得できるとのことだ。
【クラウド Watch,石井 一志】
アユートは、ハイレゾプレーヤーの新製品「Astell&Kern AK120II 128GB ストーンシルバー」の発売日と価格を発表した。発売日は2014年6月13日で、5月30日から予約を受け付ける。価格は20万8000円(税込)。
この製品はアユートが5月に発表し、ドイツのミュンヘンで5月15日から開催された「HIGH END 2014」に出品していたものだ。当時、アユートは日本での発売日や価格は未定としていた。
前世代機となるAK120との大きな違いは、ヘッドフォン端子のほかに、バランス出力端子を搭載したことと、DSDの再生が、最大2.8MHzから最大5.6MHzまで上がったこと。内蔵フラッシュメモリは128Gバイト。そのほかにmicroSDXCカードスロットを搭載しており、最大128GバイトのmicroSDXCカードを使える(フォーマットはexFAT)。外形寸法は55(幅)×118(高さ)×14.9(厚さ)ミリで、重さは177グラム。
この製品と同様にHIGH END 2014に出品していた「AK100II 64GBスモーキーブルー」の発売は7月中旬になる見込み。