連日、新たなリコール(回収・無償修理)を発表している米国の自動車最大手、GM。今度は最新の大型ピックアップトラックが、リコールを行うことが分かった。
画像:GMの2車種
これは5月27日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。「GMから、2015年モデルのシボレー『シルバラードHD』とGMC『シエラHD』に関するリコールの届け出を受けた」と発表している。
両車は、主力ピックアップトラック、シボレー『シルバラード』とGMC『シエラ』の強化グレード。「HD」とはヘビー・デューティの略で、タフな使用環境を想定した堅牢な造りが特徴。
今回のリコールは、両車にオプションで装備される発電機の不具合が原因。NHTSAによると、発電機の固定が緩むと、ヒューズが金属などに触れる可能性があり、ショートを起こして車両火災に至る恐れがあるいう。
対象となるのは、2014年1月上旬から2014年2月中旬にかけて生産され、2015年モデルとして米国で販売された車両。
GMでは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店で車両の点検を実施し、早期にリコール作業を行うとしている。
《レスポンス 森脇稔》
アプリックスは、同社が開発したBluetooth Smart(Bluetooth Low Energy)モジュールが8月7日に発売するタカラトミー製スマートフォン対応玩具「マイタッチスマート LINE FRIENDS」に採用されたと発表した。本技術により、玩具とスマートフォンでのタッチ通信をはじめ、Bluetoothの通信距離範囲でのメッセージ送受信やスタンプの交換などを楽しめる。
このBluetooth Smartモジュールは、玩具だけでなく家電製品、健康機器、フィットネス機器などあらゆる機器をワイヤレスでスマートフォンにつなげることが可能。なお製品の発売に先駆け、6月12日から開催となる「東京おもちゃショー2014」のタカラトミー展示ブースで初披露となる予定だ。
WordPressで作成したWebサイトのSEO(検索エンジン最適化)対策に使われるプラグイン「All in One SEO Pack」に脆弱性が見つかり、修正のための更新版がリリースされた。セキュリティ企業のSucuriが5月31日のブログで明らかにした。
Sucuriによると、All in One SEO Packには権限昇格とクロスサイトスクリプティング(XSS)の2件の脆弱性があり、同プラグインの修正前のバージョンを導入している全サイトが影響を受ける。
悪用された場合、ログインしたユーザーがAll in One SEO Packの特定のパラメータに手を加えることが可能だった。SEOタイトルやWebサイトに関する説明内容、キーワードのメタタグなどが変更され、検索結果ページの表示順位を意図的に下げられる恐れもあるという。
もう1件の脆弱性では管理用コントロールパネルに不正なJavaScriptコードが挿入され、管理者アカウントのパスワードが変更されたり、バックドアが仕込まれたりする恐れがあったとされる。
この脆弱性は、All in One SEO Pack最新バージョンの2.1.6で修正されたとみられる。