COMPUTEX TAIPEI 2014ではモバイル端末やPC系の新製品を派手に発表したASUSTeKだが、こちらもド派手な“金色の高級BDドライブ”をブースに展示していた。
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「Blu-ray Prime」と名付けられた本機は、BDディスクの映画を安定して高品質なクオリティで再生できるよう強固な本体シャーシを採用。外装は豪華な金色に輝いている。
オーディオ再生系の仕様も豪華。光デジタル出力端子から7.1chまでのオーディオ信号を外部のアンプなどに送り出せるほか、シーラスロジックのDACやTexas Instrumentsのヘッドホンアンプも組み込んだ。最大600ΩのHi-Fiヘッドホンにつないで、贅沢な音楽鑑賞も楽しめるという。
発売は今年末を予定。気になる価格を展示スタッフに訊ねてみたところ「米ドルで200ドル前後になる予定」だという。べらぼうに高価という感じではなさそうだ。
フィリップス エレクトロニクス ジャパンは6月4日、スマートフォンと連携して照明の色や明るさを変更できるスマートLED照明「Philips hue(フィリップスヒュー)」に、テープ状の「Philips Friends of hue LightStrips」(ライトリボン)と、置き型のLEDランプ「Philips Friends of hue LivingColors Bloom」(ブルーム)の2モデルを追加したと発表した。発売は6月5日。Apple StoreとApple Online Storeで取り扱う。
Philips hueは、2013年9月に日本で発売されたLED照明システム。「ブリッジ」を介することで無料の専用アプリをインストールしたスマートフォンやタブレットから操作できることが特徴で、1600万色以上の色調設定やタイマー設定、遠隔操作などが可能だ。
フィリップスエレクトロニクスジャパン ライティング事業部マーケティング部マーケティング部長の久保徳次氏は「hueは、インターネットにつなぐことによって今までできなかったことが照明でできる『コネクティッドライティング』と位置づけている。コントロールするアプリはAPIを公開しているため、世界中のデベロッパーがサービスを提供できる。これにより1つのメーカーが提供できる以上のサービスが成し遂げられている」とhueの特徴について話した。
ライトリボンは、長さ2mのテープ状の照明器具。裏面はテープになっており、あらゆる場所に接着できるほか、10cm単位で切って使用できる。2mに約60個のLEDが搭載されており、消費電力は最大12W。Apple Storeの税別価格は1万800円。
ブルームは、間接照明として使用する置き型のLEDランプだ。壁や棚などに向けて光を当て使用することで、バリエーション豊かな光を楽しめる。消費電力は最大8Wで、Apple Storeの税別価格は9800円になる。
ライトリボン、ブルームを使用するにはブリッジの接続が必要。ブリッジは「Philips hue LEDランプ スターターセット」(アップルストア税別価格は2万4800円)に同梱されており、今回の2モデルには付属していない。スターターセットの購入者のみが使用できる。
販売はApple StoreとApple Online Storeからスタートするが、いずれそのほかの直販サイトや店頭販売などにも広げていく予定。時期については明らかにしなかった。
わたしたちが「いつか読もう」と思っている本は多い。時には、「読むかもしれない」と、わざわざ外出して購入したりもする。それは古典だったり、最近出版されてメディアを通して耳にしたことのあるタイトルかもしれない。本を数ページ読んで放置したり、まったく読まなかったりするのはどうしてだろうか。
ソーシャル読書サービスの「Goodreads」は最近、購入した本を放置する心理に関する調査結果を公開した(記事末のインフォグラフィック参照)。これは海外のケースだが、この調査によると、『Catch 22』『Lord of the Rings』『Ulysses』『Moby-Dick』『Atlas Shrugged』が最も放置される頻度が高いという。
最も放置される頻度の高い、最近の書籍トップ5にはJ・K・ローリング氏の『The Casual Vacancy』のほか、『Fifty Shades of Grey』『Eat Pray Love』が含まれており、『The Girl with the Dragon Tattoo』『Wicked』もよく放置されるという。
本を数ページ読んで放置し、数年後に再び読み始めるのはなぜだろうか。一般的な読者は特定の作者が書いたものをすべて読むのか、あるいは自分の好きなジャンルに限定して読むのだろうか。相当数のユーザーがこのテーマについて考察している。
「ハリー・ポッターシリーズは大好きだが、好きな作者が書いた本をすべて読むわけではなく、ローリング氏の場合、(3冊のハリー・ポッター関連本を除いて)ほかの小説、『The Casual Vacancy』『The Cuckoo’s Calling』を読もうとは思わない」。
ほかのユーザーの考察によると「楽しむため、現実世界から逃避するために読書するが、それにより自身を高めようとは思わない。まじめな本を読むことでより良い人間になることは分かっているが、読んだことがないので、わたしはより良い人間ではないし、ゆえにそれらの本を読むことはないだろう」という。
さらに、ほかのユーザーもこんな考えを寄せている。
「読みきれない本はたくさん存在している。どんな本かといえば、生きていくにはあまりにも馬鹿な(あるいは付き合うには相当いらいらさせられるような)ヒロインか、パートナーの死に深く傷つき、自身を責めるヒーローが出てくるような本。思いがけなく伴侶と離婚し、若い男性との愛を見出した中年女性の本。機能不全に陥った一族の女族長となる20世紀初頭のアイルランド人貧困層の女中の本。誰が犯人か簡単に分かってしまうミステリー。章全体がプロットに関係なくセックスシーンに費やされる本(ローレル・K・ハミルトンのことだ)。実生活で知っていたら好きになれない人々の生活を描き出すことで人間の条件について考えさせるはずの『重要な』本。内容への興味を台無しにしてしまうほど大量の脚注が入った本などだ」。[Michael Kozlowski,Good e-Reader Blog]