「みつごもじ」は、3種類のデザインを楽しめる仮名フォント集。Windows 2000/XP/Vista/7/8などに対応するOpenTypeフォントで、作者のWebサイトからダウンロードできる。なお、その無償利用は非商用時に限られる。
三つ子姉妹をテーマに、3種類のひらがなとカタカナがそれぞれ別のフォントファイルに収録されている。各フォントは「ちょうじょ」「じじょ」「さんじょ」と名付けられ、その骨格は三つ子ということで共通しており、直線的でありながらもかわいらしいデザインだ。
基本となる「ちょうじょ」の特徴は、通常とは逆方向に書かれた濁点。「じじょ」にはセリフ飾りが付けられ、濁点が縦向き、音引きはジグザグしている。残る「さんじょ」は画線の角が丸く、濁点も球体だ。シンプルに使いたい場合は「ちょうじょ」、かわいらしさを求める場合は「さんじょ」、遊び心がほしい場合は「じじょ」を選択するとよいだろう。
なお、同作者が無償で公開しているフォントは通常、その公開が期間限定となっているので、早めのダウンロードをオススメする。また、商用の場合には1,580円(税込み)で販売されているフォント集「フォント物語」を購入する必要がある。
【窓の杜,中井 浩晶】
アビーとオープンキューブは6月9日、“SCOOVO”ブランド製3Dプリンタ事業の統合を発表、6月21日付けでアビーに統合すると発表した。販売済み製品のアフターサポートもあわせて引き継がれる。
またアビーは、省スペース設計が特徴の3Dプリンタ「SCOOVO X4」を発表、6月25日より販売を開始する(本日よりアビーストアにて先行予約受付を開始)。本体サイズ336(幅)×267(奥行き)×386(高さ)ミリのコンパクト筐体を採用したモデルで、積層ピッチはシリーズ上位モデルと同等の最小50ミクロンを可能としている。カラーバリエーションはシルバー/ブラックの2モデルを用意。同社直販価格は13万9800円だ(税込み)。
フォステクスは6月9日、放送設備や小規模拡声といった用途に向けて30年以上販売しているアンプ内蔵モニター・スピーカー「6301シリーズ」をモデルチェンジ。新たに「6301Nシリーズ」として4機種を発表した。7月上旬に発売予定で、旧モデルは順次生産を終了する。
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10センチコーン型のフルレンジスピーカーと定格出力20ワットのD級パワーアンプを採用したモニタースピーカー。堅牢なアルミダイキャスト製のエンクロージャーを採用し、転倒した際にもスイッチ、ノブ類の破損を防ぐためパネルから飛び出さないデザインを採用した。また一定レベル以下の入力が約25分間続くと、自動で省電力状態に移行するオートスタンバイ機能を搭載。スタンバイ時の消費電力は0.5ワット以下となる。
外形寸法は、120(幅)×189(高さ)×120(奥行き)ミリ。横幅と高さ寸法が旧機種と同一のため、旧機種からの入れ替えも容易だという。重量はいずれも2キロ台前半。なお、同時発売のオプションとして、壁取り付けアングル「EB-6301」を3000円(税別)で販売する。