
NHKは4月25日、目に優しい“クルムス蛍光体”を用いた白色LED照明器具の試作機を発表した。既にテレビ番組制作の現場に一部導入しているという。
【他の画像】
テレビ番組の制作現場では撮影のために明るい照明を使うが、一部出演者から「光源が視界に入るとまぶしい」という声が上がっていた。これは、既存の白色LEDが青色チップと黄色蛍光を組み合わせたもので、発光部が狭い点光源になっていたためだ。
一方、クルムス(Cl_MS)蛍光体は、2012年に糸製作所と東京工業大学、名古屋大学が共同開発した新しい結晶構造を持つ物質で、紫色光を90%以上の効率で黄色光に変換する特性を持つ。このため青色蛍光体と紫色チップを組み合わせ、発光効率の高い白色LEDができあがる。またクルムス蛍光体を用いた白色LEDは従来の白色LEDと比べて分光スペクトル特性がフラットで、かつ発光面積を大きく設計できることから、NHKは番組制作用の照明器具として小糸製作所と共同開発を進めていた。
NHKでは、スタジオ内でキャスターを照らす「キャスターライト」およびロケや中継で使用する「ソフトライト」の2種類を試作。従来型の白色LED照明器具と比較評価を行ったところ、被験者の9割が「まぶしくない」と回答したという。NHKでは今後、番組での試用などを重ねて最適化を図り、番組制作用照明器具として活用を進める。
米MicrosoftとフィンランドNokiaは4月25日(現地時間)、MicrosoftによるNokiaのDevice and Services部門の買収を完了したと発表した。
【拡大画像や他の画像】
NokiaのDevice and Services部門はMicrosoftの子会社「Microsoft Mobile Oy」(Oyはフィンランド語で「株式会社」)となる。統合完了には、18~24カ月かかるという。
Microsoft Mobileは、Microsoft Devices Group担当上級副社長に就任した元Nokia CEOのスティーブン・エロップ氏が統括する。エロップ氏はMicrosoft Mobile Oyの他、SurfaceやXboxのコンソールなど、同社のハードウェア全般の責任者になる。
Microsoftが買収したのは、Windows Phone搭載のLumiaシリーズのスマートフォンおよびタブレット、低価格端末のAshaシリーズ、Androidベースの「Nokia X」シリーズなどのハードウェアと関連するデザイン関連のライセンス。ハードウェアを製造する工場も含む(韓国馬山およびインドのチェンナイの工場は除く)。Nokiaの従業員、約2万5000人がMicrosoftの従業員になる。買収金額は37億9000ユーロ(約50億ドル)で、さらに向こう10年間のHEREブランドの地図関連を含むNokia保有のライセンスに16億5000ユーロを支払うので、総額は54億4000万ユーロ(約72億ドル)に上る。
LumiaおよびAshaのシリーズのブランド名は残る。ハードウェアのラインアップはNokia.comのページで確認できる。
米調査会社IDCによると、2013年通年の携帯端末市場シェアでNokiaは韓国Samsung Electronicsに次ぐ2位で、2億5100万台を出荷した。The Vergeによると、そのうち3000万台がLumiaシリーズという。
この買収により、Microsoftは世界2位の携帯端末メーカーになる。Windows Phoneメーカーとしては圧倒的な首位になる。
Microsoftのサティア・ナデラCEOは発表文で、Nokiaの端末部門を歓迎し、「パートナー企業とともに、今後もわれわれの“モバイル第一、クラウド第一”の世界をより迅速に改革していくことにフォーカスし続ける」と語った。
バラクーダネットワークスジャパン(林田直樹社長)は、4月24日、「Barracuda NextG Firewall」がAmazon Web Services(AWS)のMarketplaceで採用されたと発表した。今後はAWSで「Barracuda NextG Firewall」が利用できる。
「Barracuda NextG Firewall」は、顧客のネットワークとAWSクラウドプラットフォーム間で、VPNとセキュリティ性能が向上したリモートネットワークアクセスを提供。管理者は、アプリケーション、ユーザー、コンテンツ、日時、地理的ロケーションをもとに、それぞれ最善の送信チャネルを利用して、データトラフィック転送のルールを定義することができる。また、ビジネスに関係のないアプリケーションへのアクセスやネットワークトラフィックを制約または制限することによって、暗号化されている場合でもトラフィックの優先順位を決定することができる。
「Barracuda NextG Firewall」の侵入検知/防止システム(IDS/IPS)では、広範囲にわたるネットワークの脅威、OSやアプリケーション、データベースの脆弱性、不具合または感染に対して、全方位の包括的なリアルタイムのネットワークプロテクションを提供。SQLインジェクションや任意コード実行などのネットワーク攻撃を防止する。
SSLとIPsecの両方のプロトコルを使って、複雑なクライアント設定や管理を排除したリモートユーザーによる容易・安全なネットワークリソースへのアクセスを実現する。税別価格は36万7750円から。