
映画『サイン』の子役として注目され、その後も数々のインディーズ作品に出演してきたロリー・カルキンが、新作『ガブリエル(原題) / Gabriel』についてルー・ホウ監督と共に第13回トライベッカ映画祭で語った。
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本作は、自殺未遂を図ったガブリエル(ロリー)の姿を追ったドラマ。精神科病院から自宅に戻ってからも衝動的な行動を繰り返すガブリエルが家族を振り回し、かつての自分を取り戻すため、思いを寄せていた女性アリスに会いに行く……というストーリーだ。
ロリーは難役に挑んだ日々について「しばらくの間、ガブリエルを演じることに繊細になり、1日の撮影後にかなり時間をかけて通常の生活に戻っていた」と振り返る。「でも重要なのは、精神を病んだ人にとって怒りや落ち込んだりする感情の起伏の激しさは、自分の周りの変化に気づき、それを自分なりに調整したい気持ちから生まれるものだ。だから僕自身も演じる上で、このような感情を撮影後に持っていてもおかしくないんだ」と語ったロリーは、劇中でガブリエルの精神状態を見事に体現している。
ホウ監督は「観客は映画で描かれる患者には“自殺的行為”や“暴力的な危険性”などある程度の先入観を持つが、僕は主人公が次に何を計画し、何を考えているか全くわからない不安定な部分をストーリーの指針にして描いている。それは、精神障害者を描く上で真実味があるからだ。劇中では、僕はあえてガブリエルの精神状態がどれだけ危険かを明確に示さずに、むしろ観客にその判断を委ねている」と続けた。
母親とガブリエルの関係が興味深く映し出される本作。「カブリエルにとっては思いを寄せるアリスだけが自分にとって“ポジティブ”で、母親を含むその他の人々を“ネガティブ”だと感じている。もちろん、彼は母親のことを悪魔だとは思っていないが、自分がこのような精神状態にあるのは母親にも十分な責任があると感じている。そして、その責任を理解しない母親が彼を苦しめていて、彼は相手が家族であっても信頼を置けなくなっている」とロリーは解説した。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)
GWに突入し、洋邦の大作が公開となった先週末。好調なスタートダッシュを見せたのは、阿部寛がローマ人の浴場設計技師を演じる人気作の第2弾『テルマエ・ロマエII』だ。434スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員36万5356人、興収4億9134万2950円を記録。これは前作を大幅に上回る数字であり、幸先のいいスタートとなった。
【写真を見る】主人公のルシウスを演じる阿部寛の肉体が美しい!
グラディエーターのために浴場設計を任されたルシウス(阿部寛)の奮闘劇を描いた本作。続編ということもあってヒットは確実視されていたが、なんと、最終興収59.8億円の前作と対比するとその数字は133%!(4月26日14時の時点)。10~50代の幅広い世代から支持され、客層を選ばないコミカルなキャラクターや展開がウケていることが、数字としてはっきり表れた。初日舞台挨拶でも、主演の阿部が「前作の人気に甘んじることなく真剣に作りました。更に良い出来に仕上がったと思う」と話している通り、スタッフ&キャスト陣の熱い思いも伝わったと言えるだろう。公開日の4月26日が“よい風呂の日”が日本記念日協会に認定されるなど、社会現象を巻き起こしている「テルマエ」。GW中は更なる動員が期待できそうだ!
また、今週は『テルマエ・ロマエII』のほか、話題の2作品が初登場。『スパイダーマン』の新シリーズの第2弾『アメイジング・スパイダーマン2』は、全国761スクリーンで公開され、興収4億2029万7900円に。また、不動の人気を誇る刑事ドラマ「相棒」シリーズの劇場版最新作『相棒 劇場版III 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ』は興収2億7454万8100円を記録。それぞれ4位、5位にランクインした。
なお今週、首位に返り咲いた『アナと雪の女王』が、累計動員975万人、興収121億円を突破。26日より本作の主題歌「Let it go」を含む劇中歌を劇場で歌うことができる“シング・アロング・バージョン”が公開され、依然、大きな盛り上がりを見せている。ちなみに現時点で『風立ちぬ』を抜き、国内の歴代興収ランキングで16位にまで上り詰めており、本作の更なる記録更新に期待がかかる!【トライワークス】
ニッカウヰスキーは4月28日、東京・六本木「ヒルズカフェ/スペース」で、竹鶴ブランド初のオフィシャルバー「竹鶴 MUSEUM BAR」のオープン式典を開催。ゲストに俳優の要潤やフリーアナウンサーの平井理央が登壇した。
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竹鶴 MUSEUM BARは、ニッカウヰスキーの創業80周年、同社創業者の竹鶴政孝の生誕120周年を記念した期間限定バー(4月29日~5月18日)で、「日本のウイスキーの父と呼ばれる竹鶴政孝の人生と、その名を冠したモルトウイスキー『竹鶴ピュアモルト』を体感できる」(同社)という。
同バーの第一印象について平井は、「原酒の色合いを再現したボトルが、壁一面に並んでとてもきれい。女性も楽しめる空間」と。また、「仕事が終わったあとにひとりでバーに行く」という要は、「ウイスキーが大好きで、飲み比べもする。この竹鶴に、くびったけつる!」とダジャレを飛ばした。
また会場で2人は、「ワールド・ウイスキー・アワード 2014」のブレンデッドモルトウイスキー部門世界最高賞を受賞した『竹鶴17年ピュアモルト』を試飲。平井は、「とてもさわやかな飲み口で芳醇な甘み。世界一のウイスキーをソーダ割りで楽しめるなんて最高。まさに“くびったけつる”」と要の冗談に“便乗”した。
竹鶴 MUSEUM BARでは、受賞商品である竹鶴17年ピュアモルト(760円)をはじめ、竹鶴25年ピュアモルト(3000円)、3種テイスティングセット(1100~1300円)などが楽しめるほか、岸久・渡邊一也・北村聡の3人がそれぞれプロデュースしたオリジナルカクテル類も味わえる。
また、竹鶴政孝の妻・リタのレシピを再現したフードメニューも用意。要は「厚切りローストビーフ(1500円)がいい。相性抜群だと思う」と、平井は「リタさんの愛情があふれているシェパーズパイ(870円)がおいしい。本来は羊の肉を使うけど、羊肉が苦手な政孝さんを想って牛肉を使用しているところに愛を感じる」と話していた。