
ペガシスは、映像ファイル、スライドショーや字幕、音声、メニューをひとつの動画ファイルとして出力可能なソフトウェア「TMPGEnc PGMX CREATOR」を発売した。価格は3,780円。
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同製品では、複数の映像コンテンツを、メニューやチャプターともにひとつのファイルへ格納することが可能なペガシスオリジナルの次世代映像ファイルフォーマット「PGMX」の作成が行える。「PGMX」ファイルは、DVDやBlu-ray などの光学メディアに依存せず、1ファイルでDVDのようなメニュー動作、再生を実現するものとなっている。
また、H.264ストリームFLVファイル、MOVファイル、WebMファイルなど最新フォーマットの入力にネイティブ対応するとともに、初心者でも簡単にメニューを追加できるメニュー作成ウィザード機能やスライドショー作成機能、スマートレンダリング機能(できる限りの無劣化出力)など、多彩な機能を搭載する。なお、PGMX ファイルの再生には、レジューム機能やライブラリ機能などを備えた無料専用プレイヤー「TMPGEnc PGMX PLAYER」が必要。対応OSは、Windows 7/8/8.1。
(内山秀樹)
米国の自動車最大手、GMの大規模リコール(回収・無償修理)問題。このリコールの対策部品の出荷が、始まったことが分かった。
これは4月23日、GMが明らかにしたもの。同社は、「今回のリコールの対策部品として、小型車用の部品の販売店向け出荷を開始した」と発表している。
今回のGMの大規模リコールは、イグニッションスイッチの不具合によるもの。走行中、エンジンキーが勝手に戻り、エンジンが停止。この状態で事故を起こせば、エアバッグが作動しない。この不具合により、13名の乗員が死亡した。
今回、出荷が開始された対策部品は、小型車用で、イグニッションスイッチ、イグニッションシリンダー、キーの3点をセットした内容。
GMはすでに、2003-2007年モデルのリコール該当車を所有するおよそ140万人に通知。販売店で部品の交換作業を受けるよう求めている。作業は90分程度で終わる見込み。
なお、2008-2011年モデルのリコール該当車を所有する顧客に関しては、対策部品が用意できる5月初頭から、リコール作業の案内を行う方針。
《レスポンス 森脇稔》
「050plus」「楽天でんわ」「LINE電話」など、格安の通話サービスが人気を集めている。050plusとLINE電話はパケット通信を利用したIP電話だが、LINE電話は発信者の番号に自分の携帯番号(090や080)を設定できるのが大きな特徴だ。楽天でんわは通信キャリアの音声回線を経由するのが特徴で、IP電話よりも高い品質で通話ができることをウリにする。
【画像:異なる電気通信番号についての規定、ほか】
これらの通話サービスは、基本的に通信キャリアのSIMカードを装着した状態で利用するものだが(LINE電話はSIMなしでも発信はできるが)、MVNO各社が提供しているSIMを装着した場合はどうなるのか。インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)が4月19日に開催した「IIJ mio meeting #3」にて、ネットワーク本部 ネットワークサービス部 ネットワークサービス課の宮本外英氏が説明した。
「IIJmio高速モバイル/D」では、データ通信SIM、SMS対応SIM、音声通話対応SIM(「みおふぉん」)を提供している。050 plusは3種類のSIMいずれも利用できるが、キャリアの音声回線を利用する楽天でんわはデータ通信SIMとSMS対応SIMでは利用できず、みおふぉんでしか利用できない。
少しややこしいのがLINE電話だ。LINE電話は090や080の電話番号を用いるIP電話だが、電話番号を使うのは発信時だけなので、例えば最初にSMS認証をしたSIMを抜き取って、データ通信SIMを入れ替えても、発信だけはできる。ただし着信相手がかけ直す際は音声回線を経由するので、データ通信SIMやSMS対応SIMでは着信はできない。みおふぉんは音声通話対応なので、発信も着信も可能だ。
こうした仕様について宮本氏は「ちょっと普通じゃないところがあるかなと思う」と話す。例えば、データ通信SIMとSMS対応SIMを装着したスマートフォンからLINE電話で発信し、着信側がかけ直しても、(認証に使ったSIMを装着した)別の電話に着信をするか、着信しなくなる。
総務省の「事業用電気通信設備規制」では、発信者が本来のものとは異なる電話番号(いわゆる“番号なりすまし”)で発信した場合、「必要な措置を講じなければならない」旨が定められている。ただし「他の利用者に対し、発信元を誤認させるおそれがない場合は、この限りでない」ともある。
発信元の誤認とは何を指すのだろうか。総務省が2008年4月21日に公表した「異なる電気通信番号の送信の防止に係る省令の取り扱い方針」では、電気通信番号の役割の観点(地理的識別、品質識別、サービス形態の識別、社会的信頼性の識別)から、「発信元を着信者に誤認させないよう必要な措置を講じていること」「発信番号通知を受けた人が当該番号に発信した場合に、発信元への着信が確保されていること」を満たしていれば、問題ない旨が記載されている。LINE電話がこれら2つを満たしているかといえば、微妙なところだ。
LINE電話を使う際にSMS認証ではなく電話番号認証を行えば、IP電話や固定電話に着信させることもできてしまう。つまり03から始まる電話番号が、大阪にいる人が発着信に利用できたり、IP電話用の番号になったりもする。こうした状況について宮本氏は「電話番号の役割が変わってきている」とみる。また、LINE電話からドコモ端末に着信した場合は一律で非通知となるが、他キャリアの端末へ着信した場合は番号が通知される。宮本氏は、「データ通信SIMを提供している立場としては、一律で番号が通知されるのではなく、コールバックできない状態の非通知を選べるようにしてほしい」と訴える。
「LINE電話のような使い方を、新しい価値と考えるのか、ダメだと考えるのかは、議論の余地があると思う。FMC(Fixed Mobile Convergence:固定通信と携帯電話の融合)についての議論もあらためて出るのでは」(宮本氏)
[田中聡,ITmedia]