
YouTubeに、「世界最小のコミック」を紹介する動画がアップされています。この漫画、「集束イオンビーム」というもので髪の毛に刻み込まれているそうです。
【動画:世界一小さい漫画】
1コマの幅はたった0.02ミリ(20マイクロメートル)で、当然ながら肉眼では読めません。映像では顕微鏡から見える漫画の姿を公開しています。米レンセラー工科大学の集束イオンビームを使って制作しており、オリジナルの顕微鏡写真はGitHubで公開されています。昨年にはIBMが原子のつぶを使ったアニメ作品を公開して話題になりましたが、この作品に触発されて作られたのが今回の漫画だそうです。
ちなみにこの動画、6月27日~29日にドイツで開催される技術系カンファレンス「ehsm」のプロモーションもかねて公開されています。
モバイルアプリに(近くWebアプリケーションにも)コミュニケーションの機能を付加できるサービスLayerは、Disrupt SF 2013の優勝者だが、このほどHomebrew、AME Cloud Ventures(Jerry Yangの投資企業)、CrunchFund(本誌TechCrunchファウンダMichael Arrington)、Fuel Capitalなどなどの投資家からシリーズAで1450万ドルを調達した。資金獲得前の同社の評価額は6000万ドル台の半ば、と情報筋は言っている。
Layerをコミュニケーションプラットホームとしてアプリに加えるためには、10行足らずのコード〔コードサンプル〕を加えるだけでよい。それらのコードがLayerのSDKを呼び出すことによって、ユーザは、テキストや音声やビデオなどでメッセージを送ったり、複数のアプリケーション間でファイルを共有したりできるようになる。Layerはいわば、コミュニケーションのためのStripe(本誌記事)だ。
LayerのSDKを呼び出すためのユーザインタフェイスコンポーネント集、Layer UIキットも提供しているので、デベロッパはいろんなインタフェイス機能(アドレス帳、メッセージソーターなど)を手早く作れる。また、デベロッパがアプリケーションにメッセージング機能を簡単に設けられるだけでなく、インフラやスケーリングの問題からもデベロッパを解放したいと考えている。今SDKはiOSとAndroid用だけだが、今後はWebアプリケーションもサポートしていく予定だ〔それは今年の年内らしい〕。
LayerのファウンダTomaxJ・xI漑olfaはvox.ioのファウンダで、Ron PalmeriはMinor VenturesのマネージングディレクターとしてGrand Central(Google Voiceの前身)、OpenDNS、Scout Labs、Swivelなどなどを立ち上げてきた。PalmeriはMkII Venturesのファウンダでもあり、またTechCrunch Disrupt SF 2011の準優勝Prism Skylabsの協同ファウンダだ。Layerは最近、元Appleの上級エンジニアAndy VyrrosをCTOに迎えた。VyrrosはAppleで、iMessageやFacetimeの開発を指揮した。
Layerはまだ非公開ベータだが、今後大量のデベロッパに採用されていく、と期待している。つまり、アプリ/アプリケーションにテキストや音声やビデオなどのコミュニケーション機能を持たせたかったら、誰もがまずLayerへ行く、というデフォルトのサイトにしたいのだ。また投資家たちも、デベロッパがシンプルで使いやすくてしかもセキュリティとスケーラビリティを犠牲にしないSDKを求めることを、よーく知っている。Layerではほんの数行のコードで、そんなSDKを呼び出せるのだから、デベロッパにとっても大きな勝利だ。
(翻訳:iwatani)
サンワダイレクトは7日、直径140mmの大型ファンと、メタルメッシュパネルを採用した台座型のノートPCクーラー「400-CLN022」を発売した。直販サイトの限定商品となり、価格は2,000円。
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ノートPCを載せて使用し、ノートPCの底面を冷却する台座型クーラー。15.6型までのノートPCに対応する。本体底面が曲面状になっており、折りたたみ式のスタンドを装備。スタンドを立ててノートPCを載せると、キーボード面を手前に向かって7度、傾斜させられる。400-CLN022の底面は曲面になっているため、すきまから効率よく吸気できるという。
搭載する140mmファンにはブルーLEDが設けられており、稼働時に発光。電源はPCのUSBポートを用いる。ファンの回転数は1,000±10%、最大風量は46.11CFM、ノイズレベルは21.6dB(A)。本体サイズはW340×D250×H25mm、重量は575g。
なお、15.6型ノートPCの中には、400-CLN022よりも底面積が大きいモデルがあり、400-CLN022に載せたときに横幅や底面のゴム足がはみ出る場合がある。設置時にバランスを崩すため、使用するノートPCの寸法を確認していただきたい。