
Fantastickは、5月9日、iPhone 5s/5の背面を保護するフィルム「Fantastick Tempered Back Protection Glass Film for iPhone 5s/5」を発売した。税別価格は2700円。
【写真入りの記事】
iPhone 5s/5の背面を覆うことで、衝撃やキズから背面部分を守るフィルム。iPhone 5s/5用にケースを装着せずに、そのまま使用したいというニーズに対応する。
表面硬度は最高レベルの9Hで、ガラス層の厚さは0.33mm。保護フィルム表面は耐指紋性撥油コーティングを施し、指紋や汚れを簡単に拭き取ることができる。飛散防止加工を施しているので、万が一、フィルムが割れた場合でもガラスが飛び散らない。
フィルムの縁のラウンドエッジ加工によって、手に持ったときの感触は滑らか。iPhone 5s/5の四隅を覆うバンパータイプのケースを装着しても干渉しない。カラーは、Gold、White、Blackの3色。
ビルの上など危険な場所も身体ひとつで移動するエクストリームスポーツ「パルクール」。このスポーツをスパイダーマンの格好でやってみたら、糸が出せないのにものすごくスパイダーマンっぽいことが判明しました。
【動画や他の画像】
動画はもしもスパイダーマンが糸を出せなくなったら、という設定。空中で突然糸が出なくなってしまい盛大に背中を地面に打ち付けてしまいます。しかし、すぐに気を取り直して走り出すスパイダーマン。ビルからビルへと軽快に飛び移っていく華麗なパルクールの技はまるで本物のスパイダーマンのようです。
スーパーヒーローの身体能力を現実で再現できる人間がいることに驚かされるこの動画。スパイダーマンらしいポーズも多々あり、作品への愛情を感じます。
カナダのカルガリーでクラウドファンディングされたPrintToPeerは、一つの建物内や世界各所にある3Dプリンタをネットワーキングする。そんなものは必要ない、という読者も多いと思われるが、昔のレーザプリンタのことを思い出してみよう。高価で電力を食いメンテナンスのたいへんなプリンタが一台だけ地下の機械室などにあって、一日中、プリントジョブの待ち行列ができていた。安価なプリンタのネットワーク、という発想はなかった。
ファウンダは、そんな昔を知らない20代のTom BieleckiとJames Thorneだが、彼らはバンクーバーのアクセラレータGrowLabで孵化した。そのシステムは、Raspberry Piを使ってジョブをプリンタに送る。
“そのRaspberry Piを3DプリンタにUSBでつなげば、すぐに使えるようになる”、とBieleckiは語る。
“3Dプリンタは扱いづらいし遅い。でもこのシステムを使えば、大量のプリントでも苦にならなくなる。ぼくたちは、自動化と抽象化の鬼なんだ。今回は、3Dプリンタという一見ばらばらな機械群を、共通のプラットホームで束ねたんだ。それによってソフトウェアデベロッパが、実用ユーザのためのアプリケーションを作れるようになる。ぼくたちのAPIを、いろんなデベロッパが使いこなして、おもしろい体験を作り出してくれることを、心待ちにしている”。
といっても、対応機種はMakerbotとMarlinの3Dプリンタで、それらに(というかRaspberry Piに)、今多くの3Dプリンタで使われているSTLのオブジェクトファイルを送信する。するとシステムがオブジェクトのデータをスライスしてプリンタに送る。プリンタマネージャが各プリンタの稼働状況を表示するとともに、各プリンタのジョブが終わったら通知する。ぼくも3Dプリンタを使っていて、いちいち二階に上がって行って状況をチェックするのはいやだから、プリンタマネージャを使えるだけでもこのシステムはありがたい。
PrintToPeer自身はオープンソース化されるが、Raspberry PiとカメラとSDカードに焼かれたソフトウェアのセットは、140ドルで買う。同社は今、このプラットホームで何かをするデベロッパを求めている。彼らのお値段は15000ドルだ。
“3DプリントにDRMという鍵をかけて、高い塀で囲まれた庭に閉じ込めている企業もある。でも、そんな企業に消費者はそっぽを向くだろう。顧客に選択の自由を与えないのは、よそへ行かれるのが怖いからだが、われわれはそんな状況をイノベートしたい。そして豊かなユーザ体験を作り出したいのだ”、とBieleckiは述べる。
“3Dプリンタはハードウェアに話題が集中して、ソフトウェアのことは忘れ去られていた。でもそれでは、使いやすい環境がいつまでたってもできない。たとえば3Dプリンタが学校で使われるようになったら、それらをネットワーク化して共有することが必須になるはずだ”。
(翻訳:iwatani)