ケーヒンは、デルのシステム管理製品「Dell KACE VK1000」を導入し、国内10拠点の5000台に及ぶクライアントPCの運用を自動化した。デルが6月6日に発表した。
ケーヒンは、二輪車・四輪車の電子制御システムなどを開発・製造する総合システムメーカー。二輪車のキャブレター分野では世界トップシェアを誇る。同社では従来、Excelで作成した資産管理台帳を用いてPCの型番やOS、メーカー、ユーザー、所属部門などを管理していた。その業務では例えば、変更申請を受けてからその都度台帳を更新しなければならないなど、作業が煩雑になっていたという。年に1度PCと台帳の突き合わせを行う棚卸し作業は、社内のユーザーに協力を要請しながら1カ月半を掛けて実施しなければならなかった。
ケーヒンは人的負荷の大きかったPCの運用管理作業を改善するため、「Dell KACE VK1000」を導入した。同製品はVMwareによる仮想サーバ環境での稼働に最適化されており、「デバイス検出とインベントリ」「パッチ管理」をはじめ、「資産管理」や「電源管理」「ソフトウェア配布」「リモートコントロール」などを1つのプラットフォーム上に統合できるのが特徴。この導入により、ケーヒンは人的負荷の大きい運用管理の自動化を実現し、作業の負担を大幅に軽減したという。
Dell KACEシリーズ製品は物理/仮想アプライアンスで利用できる。ケーヒンは、仮想アプライアンスとして迅速かつ低コストに導入展開でき、物理アプライアンスと同様に統合化された機能でもって容易な運用管理が実現できることを評価している。
MMD研究所は4日、各キャリアから夏モデルの主要Android端末が発売されたことを受け、Androidの夏モデル端末とiPhone 5cを使用し、全国の主要都市(14都市95個所)にて、通信速度を調査した結果を発表した。
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この「2014年6月最新Android、iPhone 5c 全国主要都市通信速度調査」は、札幌、盛岡、仙台、東京、横浜、金沢、名古屋、京都、大阪、岡山、高松、広島、福岡、熊本の14都市95個所にて、5月24日~28日に実施。docomo「XperiaZ2 SO-03F」、au「GALAXY S5 SCL23」、SoftBank「AQUOS Xx 304SH」とiPhone5cを使用し、通信速度テストを実施した。調査スポットは主要都市の駅・ランドマークをランダムに抽出(LTE化率は100%)。計測には「RBB TODAY SPEED TEST」アプリを利用し、10時~19時の時間帯に同条件下で各端末3回計測を行い、平均値を記録した。
その結果、全国主要14都市95個所のダウンロード平均スピードは、AndroidではSoftBankが29.89Mbps、docomoが28.02 Mbps、auが25.12 Mbps、iPhoneではSoftBankが29.67Mbps、docomoが25.33Mbps、auが20.67 Mbpsとなり、ともにSoftBankがトップとなった。
なお今回の調査スポットでの最速地点は、auのAndroidが高松「高松空港」で記録した87.97Mbpsだった。docomoの最速地点はAndroidで金沢「堅町ストリート」の74.80Mbps、SoftBankの最速地点がiPhoneで金沢「香林坊109」の66.37Mbpsだった。
ダウンロード平均スピードが20Mbps以上の調査スポット数は、Androidではdocomoが65個所(68.4%)、auが58個所(61.1%)、SoftBankが78個所(82.1%)、iPhoneではdocomoが59個所(62.1%)、auが40個所(42.1%)、SoftBankが72個所(75.8%)となっている(総数95個所)。
携帯キャリアごとに分布を見てみると、docomoはAndroid、iPhoneともに「20以上30Mbps未満」の調査スポットがもっとも多く、ともに31個所で32.6%だった。auは、Androidが「20以上30Mbps未満」が多く29個所30.5%、iPhoneは「10以上20Mbps未満」がもっとも多く42個所44.2%だった。SoftBankはAndroidが「20以上30Mbps未満」が多く33個所34.7%、iPhoneが「30以上40Mbps未満」でもっとも多く28個所29.5%だった。
東京糸井重里事務所は、任天堂の「スーパーマリオブラザーズ」ならびに「MOTHER」をあしらったハラマキを発売する。
これは2001年より発売してきた「ほぼ日ハラマキ」の2014年夏シリーズとして発売するもの。6月10日より6月20日までの期間数量限定で販売。期間内に完売したものについては、受注販売に切り替わる(6月20日11時に最終受付)。
価格は税込で、F/S/XS/が3672円、C(子供)が3132円、F+10cm/S+10cmが4104円(税込)。配送手数料が別途必要。販売は「ほぼ日刊イトイ新聞」のほか、丸の内ロフト、札幌ロフト、仙台ロフト、Loft&でも販売する。
なお、2014年夏シリーズには、多色チェック柄の「マルチカラーチェックシリーズ」、薄くて小さくたためる「ほぼ日pochiハラマキ」も用意されているという。